稲垣吾郎がついに『星ドラ』デビュー レア武器引くも「美しくない!」とご不満

稲垣吾郎P、ついに『星ドラ』デビュー

 「僕、『ドラクエ』やったことないんだよね」と、稲垣吾郎の衝撃的な告白で話題を呼んだ『星のドラゴンクエスト』(通称『星ドラ』)のCM。以前にも『ドラクエ』のCMキャラクターを務め、さらには今回『星ドラ』のプロデューサーという大役に就いたにも関わらず、『ドラクエ』知識がほぼゼロな稲垣。そんな彼を、どうしたら楽しんでもらえるかを一緒に模索していくそのスタイルは、知らないことを素直にさらけ出せる、新しい地図ならではのやさしい世界だ。

 CMでは草なぎ剛と香取慎吾が「吾郎ちゃんにもやらせます!」と意気込んでいたが、やはり稲垣のような初心者がひとりで始めるにはハードルが高い。そこで、稲垣を含めた全ての『ドラクエ』ビギナーに、『星ドラ』の楽しみ方をレクチャーするコーナー『稲垣吾郎 初めて星ドラやりますSP』が、2月3日の『7.2 新しい別の窓』(AbemaTV)で放送された。


 ゲーム実況動画クリエイターの、こみちん、新希咲乃、ミラクルぐっちの3人が先生役として登場し、スマートフォンに『星ドラ』アプリをダンロードするところから、丁寧に説明していく。「これお金取られないんですか?」と探りさぐりな稲垣に、「プロデューサー!」と周囲からツッコミが。もちろん、インストール自体にお金がかかることはない。そうとわかると、いつものキリッとした眼差しで「無料です!」と力強く断言する稲垣。

 また、「『ドラクエ』ってそもそもどんなゲームなんですか?」という大前提の質問も。だが、この知ってる人からしたら“今さら?“な質問こそ、ビギナーたちにとってはありがたい情報なのだ。いいぞ、初心者代表の吾郎ちゃん!

 さらに、ゲーム通にとっては見慣れたプレイ画面も「画像がキレイ!」と目を輝かせる稲垣。ゲームクリエイターにとっても、ゲームファンにとっても、この反応は嬉しいに違いない。長年愛されてきたからこそ、当たり前になっているところに、改めてスポットライトが当たるのはビギナーを迎え入れたときの喜びのひとつ。新しい地図の活動は、そんなライトがたくさん当たってきたように思う。

 一方、ビギナーだからこそ「ゲームはこういうもの」という常識にとらわれない発言が、飛び出すもの。ミラクルぐっちが丁寧に読み上げるストーリーに「もうちょっと早く展開してもらえないっすかね(笑)?」と、持ち前のせっかちな性格がチラ見え。だが、ここぞという決め台詞のときは「新しい冒険王なんだ!」と声を揃えて盛り上げるアイドルマインドも忘れない。息が合ったことに喜んだミラクルぐっちが「吾郎さん、冒険王なんですよ!」と、ややくどめに畳み掛けると、「はい、プロデューサーなんですけどね」とまさかのツンデレな反応も。


 そんな稲垣の心が掴めそうで掴めない態度が、より『ドラクエ』を知ってほしいという動画クリエイターたちのハートに火をつける。超初級のモンスター、スライムに勝利すると拍手喝采して盛り上げる。だが、稲垣のリアクションは「今、僕戦ったんですか?」「スライム、かわいそうじゃないですか」と、なかなか期待通りにはいかない。

 さらに、装備をゲットできる“ふくびき“では、星5つの激レア武器・まじんのオノが飛び出し、またもや拍手喝采してモチベーションを上げようと目論む。しかし、稲垣は「あの刀がいいんですよ」とCMで自らが握りしめていた剣を指さして、不満げな表情。そのあともオノは「あんまり美しくない、造形的に!」となかなか装着しようとせず、さらには休憩中にこっそり“ふくびき“を購入して念願の剣をゲットするという、少々大人げない……いや稲垣ならではの揺るぎない美学を見せつける。

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