『ファイナルファンタジーVII リメイク』気になるバトルシステムを解説
日本時間6月11日の10時より、ロサンゼルスにて開催されたE3で『ファイナルファンタジーVII リメイク』の最新情報が発表された。
この記事では、E3でのライブで公開された『ファイナルファンタジーVII リメイク』の新情報についてバトルシステムを中心にご紹介する。
新『FF7』は分作で発売。第1作目はミッドガルの物語が描かれる
これについては以前から発表がされていたが、『ファイナルファンタジーVII リメイク』はオリジナルの『FF7』のストーリーを分割して複数本のソフトとして発売する。
そして、今回の発表で2020年3月3日に発売される第1作目では、新羅カンパニーの本拠地ミッドガルでのストーリーが描かれるとのこと。
今回のリメイク版のストーリーがどこまで原作に忠実に作られるかは不明だが、原作『FF7』ではミッドガル脱出までと言えば、ストーリー全体の半分にも達していない。となると、やはりリメイク版は3部作以上の超大作になるのだろうか。
リアルタイムアクションとコマンドの融合
前回公開されたトレーラーでは、今作のゲームシステムはアクションに近いものと予想されていたが、『ファイナルファンタジーVII リメイク』のバトルシステムはリアルタイムアクションとコマンド選択式戦闘のハイブリッドだということが判明した。
通常攻撃や回避行動はリアルタイムアクション形式で行われるが、戦闘中にコマンドメニューを開くと時の流れが遅くなるタクティカルモードに移行。タクティカルモード中プレイヤーは、バトル中に貯まったATB(アクティブタイムバトル)ゲージを消費してアビリティの発動やアイテムを使用することが可能になる。
操作できるキャラはクラウドだけでなく、ワンボタンでバレットなど他のキャラと切り替えられる。バレットは通常攻撃で遠距離攻撃を行うことができるほか、使用できるアビリティもクラウドとは全くことなるものになっている。
またアビリティ発動のためのコマンド選択はショートカットによって省略することも可能で、ショートカットを活用すればテンポを損なわずに爽快なアクションを楽しむこともできるようだ。
『ファイナルファンタジーVII リメイク』はオリジナル『FF7』のようなコマンド戦闘の楽しみと、最新のアクションゲームの爽快感、その両方を堪能できる作品が期待できそうだ。