2年間で変貌した“クラウドの顔”と女装への期待 『FINAL FANTASY VII REMAKE』ティーザー映像を読み解く

 2019年5月10日、スクウェア・エニックスはPSソフト『FINAL FANTASY VII』のリメイク作品『FINAL FANTASY VII REMAKE』のティーザー映像を公開した。

FINAL FANTASY VII REMAKE for State of Play

 この記事では長い沈黙の末ようやく発表されたこちらの映像から、新しい『FF7』に期待できるいくつかのポイントを紹介したい。

第1弾=エアリスの物語?

 今回のPV登場した主要キャラクターは、主にクラウド・バレット・エアリス・セフィロスの4人。特に短い尺の中でもクラウドとエアリスの共演シーンに時間が割かれていたのが印象的だ。そして、『FF7』のもう1人の代表ヒロインであるティファは今回のPVには登場していない。これはなぜだろうか?

 実のところ『FINAL FANTASY VII REMAKE』は、1本のソフトで完結せず、複数本のソフトとして販売されることが既に発表されている

 今回のPVでティファやユフィを差し置いて、エアリスだけがフィーチャーされていたのにはおそらくこの分作が関わっているのではないだろうか。

 原作では物語半ばで退場してしまったからこそ、『FINAL FANTASY VII REMAKE』の第1弾ではエアリスにフォーカスを当てた物語・演出が期待できるはずだ。

戦闘システムはアクションRPG形式

 ティーザー映像には戦闘シーンの様子も収録されており、そのプレイ画面をよく見ると左下に「△ボタン Backblast,○ボタン Attack」と、ボタンに対応したアクションが表示されている。

 このことから予想できるのは、リメイク版はオリジナルのようなターン制RPGではなく、アクション性の高いRPGになる可能性が高いということだ。

 『FF15』もアクション要素の強い作品だったが、プレイアブルキャラクターが『FF15』よりも遙かに多いであろう『FINAL FANTASY VII REMAKE』はより骨太のアクションゲームになりそうだ。

 またスフィアシステムとアクション要素との組み合わせも奥深いやり込み要素となりそうだ。クラウドとその仲間たちを自由に操作して戦う爽快感は、とても計り知れない。

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