フィッシャーズ・ザカオ、本日誕生日! その魅力と存在感の源泉に迫る
7人組の人気YouTuberグループ・フィッシャーズのメンバー、ザカオが本日6月3日、25歳の誕生日を迎えた。この機会に、彼の魅力をあらためて考察してみたい。
約560万人のチャンネル登録者数を誇るフィッシャーズのなかで、ザカオはいい意味で特異な存在だ。YouTuberであるとともに、ダンサー/ダンス講師として精力的に活動しているため、動画出演の頻度は控えめ。しかし、“フィッシャーズの外”での経験は動画にスパイスを与え、メンバー全員が揃ったときの“無敵感”は、ザカオの存在によるところも大きいだろう。
イベントでときおり披露する卓越したブレイクダンスは、音楽活動にも力を入れるフィッシャーズの飛び道具とも言え、ひときわ目立つB-BOYファッションが、爽やかなグループに「ハードでかっこいい」イメージを付加する。ザカオのダンス動画は個人チャンネル「ZAKAO a.k.a Kill Power」(https://www.youtube.com/user/ZAKAO3)にて公開されているので、未見の人はぜひチェックしてみよう。フィッシャーズの動画では、『【ブレイクダンス】たった1日でウィンドミル習得できるのかやってみた!!』で、ダンススキルと講師としての才能をいかんなく発揮している。
一方で、ザカオは幽霊や虫が苦手でドッキリにかけられたり、ともに料理の知識が乏しいリーダーのシルクロードと手探りのクッキング動画でファンを楽しませたりと、迫力のブレイクダンスとギャップがある、おちゃめな部分も魅力的だ。ストイックなイメージのあるザカオがメンバーと笑い合っている姿を見ると、「お互いの個性を認め合い、ファンを巻き込んで楽しさを共有する」というフィッシャーズの特性がよく伝わってくる。
また、ツイッターを始めとする各種SNSを見れば、彼が強い信念を持ち、仲間思いの熱い男であることがわかる。メンバーそれぞれがまったく違う個性を持ち、それゆえに学生時代は「なんであいつらがつるんでいるんだ」と奇異の目を向けられたこともあるというフィッシャーズ。YouTubeでこれだけの人気を獲得するまでには、きっと多くの壁があり、いわれのない非難を浴びたこともあったはずだ。そのなかで、別の世界で実績があり、ある意味でグループを客観的に眺められる立場にもある、優しく男気にあふれたザカオの存在は大きかっただろうと想像する。