みうらじゅんがYouTubeチャンネル開設 動画第一弾「思い出のインターネット」が名曲だった
たとえば、デバイスを「出歯椅子」と読み拷問器具の一種のように描いたり、ISDNを「磯田クンの高校時代のあだ名『イソダン』」としたり、ウェブブラウザ・ネットスケープの略「ネスケ」は「寝助」と読み「寂しいご婦人に、ある祭りの時だけ夜這いのように忍び込んで添い寝をする男」と解釈したりと、やりたい放題だ。
ちなみにみうら曰くこの歌は「予言の歌」なのだとか。インターネットがみうらの予言通り「思い出」になるのはまだまだ先のことかも知れない。しかし、「ISDN」や「ネスケ」はしっかりと「思い出」になっているあたり、微妙に先見の名があると言えなくもない。このようなコアでナンセンスなみうらソングが、「みうチューバー」ではこれから続々と発掘及び発信されるらしい。もちろん、みうらの解説付きで。次はどんな珍妙な楽曲が紹介されるのか、楽しみに待ちたいところだ。
■こじへい
1986年生まれのフリーライター。芸能・スポーツ・音楽・カルチャーのコラム・リリース記事から、ゲームのシナリオ、求人広告まで幅広く執筆中。