UUUM代表取締役・鎌田和樹氏が宮藤官九郎に「YouTuber」を解説 「テレビとYouTubeは敵/味方じゃない」
クドカンと鎌田氏にとって「数字が見えること」の意味は?
YouTubeは「チャンネル登録者数」や「動画の再生回数」といった数字をリアルタイムで確認することができる。これに関しては両者考え方が全く違うようだ。
鎌田氏はリアルタイムで自分の作品の評価が数字として見えることを「面白い」と考えているが、クドカンはリアルタイムで数字がわかるのは怖いようで、「俺は無理ですね。胃が痛くなる。そこに重きを置いてないのかもしれないし、それを目的にしていない人がまわりに多いからそうなのかな……。我々の仕事は、数字の良い悪いで一喜一憂するのは耐えられない人たちの集まりかもしれない」と語った。ここで時間がきてトークは終了。「またぜひ来て下さい!」とクドカン締める。
こちら少しですがお話ししました!
池袋ウエストゲートパークと木更津キャッツアイがめちゃくちゃ世代だったので嬉しかったです。 https://t.co/M2dcsEdfe4— 鎌田和樹 かまだかずき (@kamadaman) April 22, 2019
宮藤官九郎のような日本を代表するクリエイターと、インフルエンサーマーケティングのトップランナーによる、短時間ながら濃密な対談。いまや一般的になったものの、まだまだ偏見も少なくない「YouTuber」という存在を理解するための、充実した内容だった。気になる人は、rajikoのタイムフリー機能でチェックしてみよう。
■REV
オーディオやガジェット製品をレビューするブログ「REV69.COM」を運営。複数のメディアでライターとして活動中。