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UUUM代表取締役・鎌田和樹氏が語る、ゴルフ事業立ち上げの理由「僕らだからこそリーチできる人たちがいる」

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 ヒカキン、はじめしゃちょー、フィッシャーズを始めとする人気YouTuberを多数抱え、インフルエンサー・マーケティングの分野で躍進を続けるUUUM株式会社。そんな同社が、2018年1月に「UUUM GOLF」というチャンネルを展開し、3月1日からはプロアマ大会「UUUMトーナメント リクナビNEXT CUP in沖縄」を開催するなど、ゴルフ事業に注力している。いまなぜ、「ゴルフ」なのか。その理由と、動画クリエイターのマネジメント事業に通じる理念について、同社代表取締役・CEOの鎌田和樹氏に聞いた。(編集部)

偶然の重なり=必然から生まれた「UUUM GOLF」

ーー鎌田さんはもともとゴルフに関心があったわけではなく、本格的に始めたのはUUUM社を設立したあとだと伺いました。そこからゴルフの魅力に目覚め、事業化に至るまでの経緯から聞かせてください。

鎌田和樹(以下、鎌田):もともと、ゴルフは朝が早いし、ルールも厳しそうだし、スポーツというよりビジネスパーソンにとっての“儀式”のようだと思っていて、苦手意識すら持っていたんです。企業さんのコンペに参加させていただくなかでも、僕は下手だからすぐボールをロストしてしまい、そのたびに皆さんが探してくれて、「申し訳ない」と思っていました。けれど、ゴルフには人となりが出るし、そこで深いコミュニケーションができて、いい仕事につながっていく、ということが徐々にわかり始めて。そこからどんどんハマっていって、いまではゴルフのことだとすぐに返事をする、という感じになりました(笑)。

ーー「人となりが出る」という言葉もありましたが、あらためて、そこで気づいたゴルフの魅力とは?

鎌田:良いもわるいも自分次第で、人のせいにできない、というところが僕の性に合っていると思います。もちろん、仕事をしていて誰かのせいにする、ということはないのですが、自分たちだけではどうにもならない要因に左右されることもある。けれど、ゴルフは自分でスイングしてボールを打つしかないし、またなかなか上手くならないのも、のめり込む要因ですね。

ーー常に挑戦し続けることができると。

鎌田:そう、常に挑戦して、常に挫折して。でも、全18ホール回って、例えば100回打つと、すべてが駄目なのではなくて、なぜかゴルフの神様はたまにいい当たりをさせてくれるんですよ(笑)。

ーー鎌田さんの志向として、もともとそうした「ままならないもの」が好きなのでしょうか?

鎌田:仕事においては当然、不安定なものは嫌で、再現性のあるものをビジネスにしているタイプなのですが、趣味に関してはそうだと思います。例えば、学芸会や文化祭って、当日を迎えるまでの準備が楽しかったりしますよね。僕のなかでゴルフには終わりがないし、どこまでもその「過程」を楽しむことができるものなんです。仕事も終わりのないものですが、好きでやっている趣味なのにゴールがない、というのがいいんだろうな、という気がします。


ーーなるほど。そうしてゴルフへの関心を深めるなかで、「UUUM GOLF」というチャンネルを設立し、公式のトーナメントを開くまでに至りました。「好き」から「事業化」には一段階、ハードルがあると思いますが、どんな経緯があったのでしょう?

鎌田:YouTuberを象徴する言葉に「好きなことで、生きていく」というものがありますが、それは大変なことですし、だからこそ、そのなかで光るものが生まれます。僕も会社を背負っていますから、ゴルフの魅力は実感していても、すぐに「好きだから事業にする」という判断はできませんでした。きっかけは、いまのゴルフ事業の責任者と出会ったことですね。ゴルフ業界に長年いて、雑誌も作っていたエキスパートです。これはどの事業にも言えることなのですが、ひとつ決めているのは、「適任の担当者がいなかったらやらない」ということなんです。

ーーなるほど、現場できちんと導ける人材がいなければ、事業にしないと。

鎌田:そう、トップがひらめきでウルトラCを狙うより、日々一つのことに集中して向き合っている人のほうが強いんです。僕も気づいたことを言うことはできますが、コツコツ、地道に積み上げてノウハウ化するABテストはできない。そういう担当者が見つかるまで、絶対に事業化はしない……と思っていたら、巡り会えたんですよね。古臭く聞こえるかもしれませんが、僕はそういう縁とか、和とか、義みたいなものをめちゃくちゃ大切にしていて、だからこそ今のUUUMがあると思っていて。偶然も重なれば必然ですし、「これはゴルフ事業をやれということだな」と思って、「UUUM GOLF」を立ち上げました。

 うれしかったのは、クリエイターのなかにも一緒になってゴルフを楽しんでくれる人が出てきたことですね。もっといろんなところでクリエイターと価値観や体験を共有したい、と思っているんですけど、一緒に食事をしたり、お酒を飲むだけでは必ずしもそれは叶わないし、旅行をしようか、というのも何か違うと。

ーーゴルフなら人となりも見えるし、食事よりも長い時間を共有できますね。

鎌田:そうなんです。旅行よりも適度な時間で、継続的に関係を深めていくことができる。それを一緒に盛り上げてくれるクリエイターが出てきてくれたのは、本当にうれしかったです。ただ、そうすると残念なことに、先に始めていた僕が負けてしまうんですよ(笑)。

ーー(笑)。人気グループ「釣りよかでしょう。」のよーらいさんなどは、かなりの腕前だそうですね。

鎌田:この間も熊本に行って一緒に回ったら、ガチで負けました(笑)。東京からだと一時間かけて練習場に行く、という感じですが、「釣りよか」は九州・佐賀を拠点にしていて、練習環境がとてもいいので、ぐんぐん成長していくんです。

      

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