響木アオ×たこやきレインボー対談 VTuber×アイドルの“響きあい”で開いた新境地
「幸せすぎてしんどい……!!」(響木)
――リアルとバーチャルとの“響きあい”(=コラボレーション)という意味で、これまでにない魅力を感じた部分はありましたか?
根岸:MVを撮っているときも、「今はどっちの世界なんやろう?」という風に、すごく不思議な感じがして。それが、私たちもすごく楽しかったです。
響木:たこ虹さんにとっては、いつもと違う声がひとつ入ることにもなりますよね。アオも嬉しかったです! アオは普段はひとりで歌うことが多いので、みんなと一緒に歌った音源を聴いて、改めて「一緒に曲が作れたんだなぁ」と本当に嬉しくなりました。たこ虹さんは可愛いし、芯があるし、すごいなぁって思いましたし、アオが書いた曲に対して、みんなが色んなことを考えて、試行錯誤しながら歌ってくれたことが本当に嬉しかったです。
彩木:同じ世代やからこそ、気持ちを込めて歌いやすい部分もあったと思うんですよ。
響木:いやいや、アオにとってはまぶしすぎて、光に照らされすぎて……!(目が光る)。
たこ虹:ああー! 光った!!
響木:アオの中に眠るオタクの気持ちと、作曲家としての気持ちが入り混じりすぎて、すごく複雑な感情になりました(笑)。「幸せすぎてしんどい……!!」って。
――(笑)。曲もMVも出来て……となると、他にも動画などでコラボできる可能性があるんじゃないでしょうか? みんなでどんなことをしてみたいですか?
響木:ASMRの動画を作りましょう!
たこ虹:わぁ! やりたい!!
根岸:あとは、コントとか!
堀:やっぱり、関西人やからなぁ。
響木:(関西弁のイントネーションで)たこ虹のみなさんと喋っていると、アオもめっちゃ関西弁がうつるっていう(笑)。
彩木:アオちゃんの関西弁、やばい……!
響木:関西弁を喋りながらコントがしたいです!
――じゃあ、よしもと新喜劇のようなコントとか、どうでしょう(笑)。
響木:(笑)。MVを撮っているときも思ったんですけど、たこ虹のみなさんは演技力が高いので! きっと面白いコントができます!
堀:アオちゃんのお墨付きがあれば大丈夫そうです(笑)。
清井:今回は学校の風景だったから、日常を舞台にしたくない? 朝ごはんを一緒に食べたりとか、普通の女子の生活をやってみたい(笑)。
――今回の「アオチャリング」シリーズの第一弾は、みなさんにとってどんな経験になりましたか?
響木:アオはMVも撮ったあとなのに、まだ全然実感がないんです。でも、ファンの人たちの反応を見させていただいていていると、お互いのファンの人たちがすごく喜んでくれていて。そのとき、「アオチャリング」は、曲を一緒に歌ったアオとたこ虹さんだけじゃなくて、それをきっかけに「色んな人たちが繋がっていくプロジェクトなんだ」って思いました。それが色んな人たちのおかげで実現できることになって、その第一弾を、こんなに素敵なたこ虹さんと一緒に出来て、アオは本当に嬉しいです。まだまだはじまったばかりですけど、今後とも本当によろしくお願いします!!
彩木:こちらこそです! 私たちが第一弾で、これからも続いていくと思うと、アオちゃんの「響き合いたい」という気持ちがますます色々なところに広がっていくようなプロジェクトになると思うんです。それが私たちもすごく楽しみです。
春名:そのいいスタートが切れるように、うちらもいっぱい頑張りたいと思います! いつかこの曲も、色んな人に合唱してもらえるようになったらいいな、と思います。
――ぼっちだった頃のアオちゃんが今の状況を知ったら、どう思うでしょうね?
響木:やぁ……それはもう信じられなくて、びっくりしすぎて……部屋から出なくなるかもしれない!!!
たこ虹:いやいや、逆! 出てきて!!
響木:(笑)。でも、これは現実なので! 早くその頃のアオに教えてあげたいです。
たこ虹:(口々に)アオちゃんに会えてよかったです。「アオチャリング」が出来てよかった。
響木:「アオチャリング」の企画を愛してくださるたこ虹さんと一緒にできて、アオも本当によかったです!
(取材・文=杉山仁/撮影=稲垣謙一)
■リリース情報
「七色の風」
3月7日(木)
iTunes Storeほか、主要配信サイトおよびAWAなど定額制聴き放題サービスで配信
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