『キャサリン・フルボディ』オトナのアクションアドベンチャーが進化して帰還 いざ修羅場へ!
アトラスが2月14日、PS4/PS Vita用ソフト『キャサリン・フルボディ』を発売した。本作は2011年に発売されたアクションアドベンチャー『キャサリン』に様々な要素を追加したリメイク版。大人同士の複雑な恋愛模様を表現したストーリー、そして夢の中で繰り広げられる仕掛けに満ちたパズルアクションはそのままに、新たな人物「リン」が登場する。
修羅場をかき乱す第三の人物「リン」登場
『キャサリン・フルボディ』の最大の特徴。それは、「キャサリン」「キャサリン・マクブライド」(以下「マクブライド」)に続く新キャラクター「リン」の登場だ。
彼女らは抱える背景こそ違えど、物語を通して主人公の「ヴィンセント」と関係を深めていく。ピンクの髪に幼さを感じさせる容姿が印象的なリンは、名前以外の記憶をなくした謎の人物。オリジナル版ではヴィンセントを巡るマクブライドとキャサリンの修羅場が描かれていたが、リンの存在で事態はよりカオスを極めるだろう。
ヴィンセントはマクブライドと既に恋仲にあるにも関わらず、小悪魔的な魅力を秘めるキャサリンと「浮気」。さらに記憶を持たないリンを助けたことで、自身を取り巻く環境が徐々に変化する……というのが本作の大まかなあらすじ。ゲーム本編はドラマパート・アドベンチャーパート・アクションパートの3つで構成されているほか、「幸せと結婚は比例する?」といった人生観を問う選択も求められる。物語がどう転ぶかはプレイヤーの決断次第だ。
パズルアクション初心者でも楽しめる救済システム
奇妙な悪夢の中で繰り広げられるアクションパートでは、四角い石を動かしてステージ奥のゴールを目指すパズルが始まる。基本的な操作方法やルールは変わらず、新たにセーフティーモードが実装。時間制限やトラップの被害を気にすることなく、パズルの謎解きを楽しむことができる。ゲームオーバーの心配もいらないので、初めて『キャサリン』の世界観に触れるプレイヤー向けのモードと言えるだろう。
セーフティーモード以外にも、通常のステージ構成に変更を加えたアレンジモードもプレイ可能。色んな種類のギミックや石が登場するので、高難易度のパズルアクションを楽しみたい場合はこちらをプレイするのもオススメだ。