VRクリエイティブプラットフォーム「STYLY」、MV撮影も可能なカメラ機能が標準搭載
株式会社Psychic VR Labは、VRクリエイティブプラットフォーム「STYLY」にVR空間を手軽に撮影できるカメラ機能を標準搭載したことを発表した。
「STYLY」はWebブラウザのみでVR空間制作ができるVRクリエイティブプラットフォームだ。MacやWindowsに対応しており、VR対応型PC以外の普及型パソコンでも稼働できる。また、MAYA, Blenderなどの3Dソフトはもちろん、YouTube、SoundoCloud、Instagramといったサービスと連携しており、複雑な操作なしに各種素材を取り込み、VR空間を制作することができる。
今回追加された機能を活用すると、様々なプロモーションムービーを撮影し、VR HMDを持っていなくても動画を通じて、VR作品の魅力を伝えることができるという。
STYLY WebEditorカメラ機能について
今回追加されたカメラ機能は、マニュアルモードと自動モードの2種類搭載されている。
マニュアルモード
マニュアルモード撮影では、WASDキーで前後左右に、EQキーで上下に移動しながらVR空間を自由に撮影することができる。カメラスピードの変更やズームイン&ズームアウトも可能なので、撮りたい絵をイメージ通りに撮影することが可能となった。
自動モード
自動モード撮影では、軸を中心とした回転する動画を撮影することが可能。回転の中心となる軸は手動で変更できる他、回転の半径やカメラの角度、高さに加え、カメラ自体を反転させることも可能なため、様々なバリエーションの動画を手軽に撮影することができる。
撮影した動画はWebM形式で自動保存される。用途に応じて無料ソフトなどを使ってMP4などに変換することも可能だ。本機能の詳細な使い方は下記をチェックしよう。
※以下、「Daydream」の動画はマニュアルモード撮影機能を使って動画素材を撮影し、別途編集作業を行っている。
(文=編集部)