Instagram、インフルエンサー専用アカウントを開発中 フォロワーの推移を確認可能に
日本におけるInstagramの立ち位置
インフルエンサーが投稿した画像が大きなビジネス的価値を生み出しているInstagaramは、SNS市場においてどのような立ち位置を占めているのだろうか。アプリレビューサイト『アプリ部』は、こうした疑問に答える記事を10月に公開している。総務省が発表した「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」にもとづいて執筆された同記事によるに、Instagramの利用率は25%であり、主要SNSのなかでは5位に位置している。しかし、SNSにコンテンツを投稿するユーザの割合から見ると、Instagramの利用率は11%であり、LINEやTwitterにつぐアプリとなっている。こうした結果は、Instagramにはコンテンツの投稿に熱心なユーザがほかのSNSに比べて多いことを示唆している。
また、SNSマーケティングに関する記事を発信するメディア『ソーシャルメディアラボ』は、11月に各種SNS利用者の動向をまとめた記事を公開した。同記事によれば、Instagramのユーザは20~30代に多く、さらに男性より女性のユーザ数が多いことがわかる。
コンテンツの投稿に熱心なユーザが多いこと、さらにはインフルエンサーの動向に敏感な20~30代の女性ユーザが多いことを考慮すると、クリエイターアカウントの新設はInstagramの成長に少なからず貢献すると言えそうだ。
トップ画像出典:InstagramのTwitterアカウントよりロゴを引用
■吉本幸記
テクノロジー系記事を執筆するフリーライター。VR/AR、AI関連の記事の執筆経験があるほか、テック系企業の動向を考察する記事も執筆している。Twitter:@kohkiyoshi