eスポーツの発信拠点『ヨシモト∞ドーム』オープン トレエン、コロチキら人気芸人がプロゲーマーと白熱バトル!

eスポーツの発信拠点『ヨシモト∞ドーム』オープン

 11月10日、eスポーツイベントなどの開催を目的とした『ヨシモト∞ドーム』がグランドオープン。そのオープン記者会見に、お笑いコンビのトレンディエンジェル、コロコロチキチキペッパーズ、おかずクラブ、相席スタート、ゆにばーす、プロゲーマーのジョビン、西澤祐太朗らが出席した。

 今年3月からeスポーツ事業に参入している吉本興業。今回、同事務所の劇場『ヨシモト∞ホール』が入っている渋谷ビーム内7階にオープンする『ヨシモト∞ドーム』は、お笑いのライブ会場であると同時に、eスポーツの発信拠点として位置づけられている。今後、eスポーツ大会やタレントによるゲームイベント、ゲームプレイヤーによるコミュニティイベントなど、eスポーツに関わる様々なイベントを行っていく予定だという。

 最初に登壇したのは、よしもとクリエイティブ・エージェンシーの藤原寛代表取締役社長。「吉本興業はこの度、新たなエンターテイメントの拠点と致しまして、14番目の『ヨシモト∞ドーム』をオープンさせていただく運びとなりました」と挨拶をすると、「すいません、話すことが飛んでしまいました……(笑)」と言い、ものの30秒ほどでポケットからカンペを用意。その後も、「NTTぷらら様にスパン……すいません、スポンサードしていただくことに」「全国の皆様に愛される劇場としてがんぼ、がんば、すいません……」と、年末恒例の特番『笑ってはいけない』シリーズさながらの噛み噛みのスピーチを披露し、会場を笑いの渦に包んでいだ。

 続いて、今後『ヨシモト∞ドーム』で活躍していくお笑い芸人代表として、トレンディエンジェル、コロコロチキチキペッパーズ、おかずクラブ、相席スタート、ゆにばーす、さらには、吉本興業所属のeスポーツプロチーム「よしもとゲーミング」よりジョビンと西澤祐太朗が登場。

 真新しい劇場についてコメントを求められたトレンディエンジェルの斎藤司は「もともとここのホールっていうのは、カフェだったんですよ。その辺にあったテーブルで、大学生の時、コンパしたことあります。だから感慨深いですね!」と思い出を振り返った。また、ジョビンがプロゲーマーであることが紹介されると、おかずクラブのゆいPとオカリナから「食べていけるんですか?」「どんな(収入の)取り分なんですか?」と質問攻めされる場面も。

 その後、よしもと芸人とよしもとゲーミングによるゲーム対決のコーナーへ。対決に使用されたソフトは「ストリートファイターV」。芸人たちを迎え撃つジョビンは、同ゲームの世界大会で9位になった実力者だ。最初の挑戦者は、コロコロチキチキペッパーズの西野創人。「俺の言う通り、やったらええねん!」と言う相方のナダルがセコンドに付き、必死で応援したものの、あっけなく惨敗。試合終了後、どんな指示をしていたのか問われたナダルは「『ダメージ受けんな!』って言ってました」と答え、笑いを誘った。

 実力差があり過ぎることを考慮され、ハンデとしてジョビンのヒットポイントを8割削った状態で対戦するも、やはり西野は勝つことが出来ず。続いて挑戦したゆにばーすの川瀬名人も同じ条件で対戦し、なんとかダメージを与えることは出来たものの、惜しくも敗れ去った。

 この試合を観戦した後、おかずクラブのゆいPは「こんなに面白いんだって思いました! あたし、ちょっと(eスポーツの試合を)観に行きたいと思っちゃいました!」と大興奮。ナダルは「僕は『大乱闘スマッシュブラザーズ』が得意なので、いつかこの劇場で勝負してみたいですね!」と意気込みを語った。

■こじへい
1986年生まれのフリーライター。芸能・スポーツ・音楽・カルチャーのコラム・リリース記事から、ゲームのシナリオ、求人広告まで幅広く執筆中。

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