ギガファイル便、なぜラウンジスペースを運営? Webサービス×実店舗の可能性を探る


「率直にいい場所だと感じました。壁面にイラストを展示したり、モニターが常備されているのでデジタル系の作家とも相性がよさそうです。ギャラリーとして活用することで新しいカルチャーの発信地になりそうな気がします」(イラストレーター326 ※読み「みつる」)
ギガファイル便は、バナー出稿による広告収益で運営されている。これまで安室奈美恵、椎名林檎といったアーティスト、『World of Tanks』のようなオンラインゲームとのタイアップ広告を打ってきた。「ギガスタ」によって、アーティストの新譜のPRや、ゲームの試遊イベントといった、これまでのタイアップの延長を実店舗で行うこともできそうだ。運営側もラウンジの活用に関して、試行錯誤していく方針だという。

ギガファイル転送ラウンジ「ギガスタ」をひと言であらわすとしたら“フリー”であることに尽きる。“無料”であり“自由”なまっさらな場所は、アイディア次第で如何様にも可能性を広げることができるだろう。
■セツ・ミチヲ
1980年代生まれ。筆名(ペンネーム)の由来は、以前某媒体で使っていた筆名のアナグラム。基本もの好き。フィクションに没頭したあと、現実世界が美しく思えてくる感覚が好きです。





















