『無双OROCHI3』はどのように“神化”したのかーーゲームシステムや登場キャラクターからその魅力に迫る

あらゆる面で「神化」した『無双OROCHI3』

 『無双OROCHI3』を表すなら、「神化」(進化)という一言がピッタリだ。これは単に言葉遊びで洒落をかけたのではなく、冒頭でも述べた神術によるゲーム内アクションの強化に由来している。というのも、従来の無双シリーズで見られたアクション(無双アクション)に加え、西洋の神々に伝わる強力な「神器」を装備することで、攻撃力と演出面でさらに磨きがかかった神術が扱えるからだ。各キャラクターが装備する神器の種類は様々。無双アクションと使い分ければ、今まで以上に効率よく敵を倒せるだろう。

登場する主な神器(一例)

アルテミスの弓(弓)
グリンブルスティ(槍)
グレイプニル(紐)
レーヴァテイン(大振りな片手剣)
ネクタル(和傘)
タラリア(拳銃)

 加えて、一部のキャラクターにのみ許可された「神格化」も見逃せない。発動タイミングは限られるが、神格化すれば能力が大幅に強化されるだけでなく見た目も大きく変化。ある者は神々しく、またある者は禍々しく、キャラクターごとで神格化のテイストは違うので、ぜひ自分の目で確かめてもらいたい。特に背面から天使を思わせる羽が出現し、美しい衣装を身にまとう「井伊直虎」の神格化は必見だ。

 登場キャラクター数も179人(プレイアブル)に増え、グングニル(槍)を自由自在に振り回す北欧の神「オーディン」、火炎を吐く竜にまたがるオリュンポスの戦神「アレス」など、良い意味でカオスな面子も揃った。キャラクターをあれこれ切り替えながら必殺技を試し撃ちするだけでも、きっと心が躍ることだろう。

神格化可能なキャラクター(一例)

趙雲
井伊直虎
呂布
織田信長
石田三成
真田幸村
関銀屏

 『無双OROCHI3』は確かにナンバリングタイトルではあるが、『三國』『戦国』のキャラクターが大集合するだけでなく、さらに進化した一騎当千アクションが体験できる作品だ。シリーズ過去作品を遊んでいなくても、ゲーム内のストーリー説明を聞けばあらすじ部分をざっくり理解できるので、「物語の内容が全く理解できない」と頭を抱えなくても大丈夫。7年越しのシリーズ最新作を待ち続けてきたファン、そしてこれまで何となく無双シリーズに触れてこなかったユーザーも、この機会に手に取ってみてはどうだろうか。

無双OROCHI3 – PS4

■龍田優貴
ゲームの尻を追いかけまわすフリーライター。時代やテクノロジーと共に移り変わるゲームカルチャーに目が無い好事家。『アプリゲット』『財経新聞』などで執筆。個人的なオールタイムベストゲームは「ファミコン探偵倶楽部」シリーズ。
Twitter:@yuki_365bit

■無双OROCHI3 
対応機種:PlayStation4、Nintendo Switch、Steam
価格:通常版・ダウンロード版7800円(税別)
ジャンル:アクション
CERO表記:C
著作権表記:(c)コーエーテクモゲームス All rights reserved
公式サイト:https://www.gamecity.ne.jp/orochi3/index.html



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