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「WAVEDRUM」シリーズ最新モデルから変わり種まで 気になるパーカッション・シンセサイザー4選

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 毎回気になる楽器や機材を紹介する本コラム、今月は、叩くだけで様々な音色を奏でられるパーカッション・シンセサイザーをピックアップしてみた。

 KORG 「WAVEDRUM Global Edition」

KORG 電子ドラム パーカッションシンセサイザー WAVEDRUM Global Edition WD-X-GLB

 まずは、パーカッション・シンセサイザーの代表格ともいえるKORGの「WAVEDRUM」シリーズ、その最新モデルである「WAVEDRUM Global Edition」を見てみよう。

 「WAVEDRUM」は、電子楽器ながらフィジカルな操作に徹底的にこだわった楽器である。サウンドは、ヘッド部分とリム部分にそれぞれ設けられたピックアップによってDSP技術によるアルゴリズムとPCM音源を発音。しかもヘッド部分は圧力センサーが搭載されているので、叩くだけでなく引っかいたり擦ったり、押したりといった指や手のひらの繊細な動きをはじめ、オープン・ショットやスラップ・ショット、ミュートなどの奏法にも反応するようになっている。

 スティック、マレット、ブラシなどによる音の違いや、叩くヘッドの位置によるサウンドの変化なども忠実に再現。スケール設定によってフレーズを奏でたり、叩くたびにピッチを変化させたりすることも可能である。さらに、ヘッド面を叩いた後、さらに力を加えて余韻部分の音色やピッチをコントロールする奏法にも対応しているので、例えばインドの楽器タブラのような、叩き方によって様々な音色を出すパーカッションの「再現」も可能となったのだ。

 リムの部分は、大小2種類の突起物からなるノッチ部分が用意されており、スティックなどでこすることでトレモロ的な効果も出せる。ヘッドと合わせて演奏することによって、自分なりの音色やフレーズを編み出すことも可能だ。

 「WAVEDRUM」はこれまでにアラビック・サウンドをプラスした 「WAVEDRUM Oriental」や、限定カラー・モデル、後述する「WAVEDRUM Mini」などバリエーションも増え続けているが、今回の「WAVEDRUM Global Edition」は、最新サウンドを追加し、各音色のクオリティも大幅にアップ。低音と高音のメリハリや小音に対する追従性も増酢など、操作性も格段に向上している。王道のパーカッション・サウンドから斬新かつユニークなサウンドまで、200種類のプリセットを搭載。もちろん、自分なりにエディットして保存することも可能だ。

 KORG「WAVEDRUM Mini」

KORG 電子ドラム パーカッションシンセサイザー WAVEDRUM Mini WD-MINI-YL イエロー

 そんな「WAVEDRUM」をコンパクトにしたのが「WAVEDRUM Mini」だ。電池駆動、スピーカー搭載など、いつでもどこでも手軽に演奏できるのに加え、ユニークなのは「センサー・クリップ」である。例えば、センサー・クリップにキックの音をアサインして、そのクリップを足元に付ければ、まるでペダルを踏んでキックを鳴らすようなことが出来る。あるいは、センサー・クリップにシェイカーの音をアサインして、そのクリップをペットボトルなどに取り付ければ、それを振ることでシェイカーの音を出すことが出来るのだ。つまり、身の回りにあるものを簡単にパーカッションに変えてしまうのである。

 クリップに取り付ける素材によってもサウンドが変化するので、色々試してみたくなること請け合い。もちろん、本体のパッド部分も叩く位置や叩き方の強弱によって変化がつけられるので、オープン・ショットやスラップ・ショットなど、高度で複雑な奏法にも反応してくれる。「WAVEDRUM」よりも、もう少しカジュアルにパーカッションを楽しみたい人向けである。

      

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