水沢柚乃が明かす、“人見知り”をゲームで克服した過去「ゲーム友達ができてからは社交的になった」

水沢柚乃が明かす“音楽ゲームへの情熱”

 「倉持由香さんのお家が溜まり場みたいになってる」

ーーちなみに、音楽ゲームって、ある程度のところまではすんなり行けると思うんですけど、中級者から上級者になるあたりから、かなり苦労しますし、時間を費やすことになりますよね。水沢さんにもそんな時期はありましたか?

水沢:ありました! 始めてから半年目と1年目ぐらいに少し壁にぶつかって、一番手こずったのが2年目ですね。

ーーその時はどんな壁にぶち当たったんですか。

水沢:クリアはできるんですけど、スコアが伸びなくなってきたんです。今振り返ると、判定のタイミングが掴めてなかっただけなんですけど、レベル15の壁は大きかったですね。でも、ゲームって急にコツを掴む瞬間があると思っていて、ボルテもやり続けてたら急にスコアがグングン伸び始めたんです。そこから「For UltraPlayers」でSSSを取って、その画像をTwitterにアップしたら、一気にフォロワーさんが数千人増えて、音ゲーのお仕事ももらえるようになりました(笑)。

ーー水沢さんは、高校時代に並行してグラビアのお仕事も始めたわけですが、そちらはどんなきっかけがあったんですか?

水沢:元々カメラで撮られることに興味があって、16歳の時にグラビアの撮影会に申し込んだら、それが水着の回で。とはいえちゃんと事務所に所属している人たちの出ているイベントだったので、1回試しに出てみようと思って、そこからバイト感覚で何回か参加しました。当時は事務所に入ってなかったので、仲良い撮影会のスタッフさんが「フリーも危ないし、ゲーム得意ならこの事務所どう?」とGPRを紹介してくれて、今につながっています。

ーー今の事務所に所属してからは、元々好きだったゲームの仕事も増えましたね。

水沢:そうなんです。お仕事をきっかけにプレイするゲームもあったりして、すごく楽しかったです。でも、最近はやりたいゲームをやっていたら、それが自然と仕事に繋がるケースが多くなって来ました。

ーー最近だと『PUBG』(PLAYERUNKNOWN`S BATTLEGROUNDS)だったり?

水沢:そうですね。昨日も朝の5時くらいまでやってました。今メインでプレイしてるゲームは、音ゲーとPUBGと『シャドウバース』なんですけど、音ゲーはゲーセンに行って友達と会えるのが楽しいですし、オンラインのゲームはいつでもできる良さがありますし、それぞれのコミュニティも全然違うので、全く違う楽しさがあります。

ーーそれぞれの魅力って何だと思いますか?

水沢:音ゲーは1人でできるのが結構好きで。自分との戦いというか。バトルロワイアルゲームは、やればやるだけ本当に上手くなりますし、チーム戦もキリがないですね。反省点を出し始めたらキリがないので、みんなで戦略を考えて次に臨むのが楽しいです。カードゲームはあまり得意ではないんですけど、考えてプレイするゲームは面白いなと思います。

ーー現在の事務所は、先輩方もゲーマーばかりですよね。

水沢:倉持由香さんのお家が溜まり場みたいになってます(笑)。昨年の大晦日もみんなでPUBGをプレイしてましたし、夜中の2時くらいに連絡せずにチャイムを鳴らしても、だいたい誰かいるんですよ。みんなゲーマーだから朝まで起きていて。鈴木咲さんとか、吉田早希さんとか。みんなでご飯食べながらゲームをするんです。

ーーそういったゲーマーとグラビアの両立に関しては、偉大な先輩方から教わることも多いんじゃないですか?

水沢:多いです! 例えば大会のリポーターのお仕事をするときって、もちろん知らないタイトルなら一生懸命勉強するんですけど、たまにマニアックすぎてわからないワードが入って来たりすることがあって。そういう時の上手い切り返し方うまい話の仕方とかも、倉持さんから教わりました。

ーーレポーターのお仕事も、今後いっそう増やしていきたいと思っていますか?

水沢:はい。でもレポートしてると、自分がプレイしたくなっちゃうんですよね(笑)。

ーーちなみに、据え置き型のゲームは今でもプレイするんですか?

水沢:頻度は少ないですけど、『バイオハザード7』(カプコン/2017年)も『Detroit: Become Human』(ソニー・インタラクティブエンタテインメント/2018年)も『ドラゴンクエストXI』(スクウェア・エニックス/2017年)もプレイしています。

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