リアル『高嶺の花』宇都宮龍彗会? 映像や音楽演出を施した華道パフォーマンスがスゴい
今、華道パフォーマンスが話題となっている。1400年前、ひとりの僧侶が朝夕仏前に花を飾ったことから後に池坊(いけのぼう)と呼ばれ、その歴史が始まったとされる華道。時代に応じて様々な様式が生まれていった。そして現在、映像や音楽を中心とした他の芸術と融合し、一般人でもわかりやすく楽しむことができる華道パフォーマンスが、いちジャンルとして確立してきている。
現在放送中のテレビドラマ『高嶺の花』(日本テレビ系)でも華道パフォーマンスの様子が描かれている。千葉雄大演じる宇都宮龍一は若者からの支持も厚い華道家という役柄で、イケメンの門下生たちを率いて華道パフォーマンスを披露している。
ドラマだけでなく実際にもこのような活動をする華道家は存在している。“華道家元「池坊」のイケメン集団”というコンセプトのもと、2016年から活動しているIKENOBOYS。池坊華道をPRしていくために結成され、伝統芸能とアイドルという現代文化の融合は若い世代への架け橋的な役割を担っている。実際多くのワークショップ開催、メディア出演などを果たしている。
活動の様子は朝日新聞でも取り上げられている。東京五輪まで800日を切った今年5月、世界へ華道をPRするため公共スペースや店内を彩った。記者からのインタビューが朝日新聞社YouTubeチャンネルで公開されており、それぞれの作品をメンバー自身で解説する様子が映し出されている。
また公式インスタグラムも開設。作品やイベント、ワークショップの様子を見ることができる。投稿には八代亜紀や眼鏡作家の山ノ瀬亮胤との写真もあり、幅広い活動の様子が見てとれる。『高嶺の花』の初回放送時には「ドラマを見て沢山の方に華道に興味を持っていただけたら嬉しいな〜と思います」とコメントも残していた。