リアル『高嶺の花』宇都宮龍彗会? 映像や音楽演出を施した華道パフォーマンスがスゴい

  また”魅せる生け花”をコンセプトに活動しているのが、草月流一級師範、Atelier J plus(アトリエジェイプラス)主宰、花育講師と多くの顔を持つ笹島英湖。音楽を始め、書、陶芸、料理など他分野とのコラボレーションも積極的に行なっている、華道パフォーマンスの第一人者だ。

2015/4/26 生け花イリュージョン

 2015年に行った主催企画「生け花イリュージョン & 花DInner」では食事を楽しみながら、ステージ全体に大きく飾られる生け花とギター、バイオリン、三味線が奏でる演奏を同時に味わうことができる。視覚と聴覚をフルに使って堪能するパフォーマンスは華道の経験のない人でも楽しめるものになっている。

 ほかにもAtelier J plus公式サイトでは活動の様子が動画でまとめられており、シンギングボウル、弦奏者のALOや、陶芸家・小林政美とのコラボレーションの様子を見ることができる。(公式サイト:https://www.atelierjplus.com/demo_movie_001

 伝統芸能は若い世代への普及、継承が課題と言えるだろう。現在でもカリキュラムに日本文化や伝統芸能などを組み込んでいる中学、高校はあるものの一般的にそういった事柄に触れる機会は限りなく少ない。また伝統芸能はお堅くてとっつきにくいイメージもあるだろう。そんな中、華道パフォーマンスはこれまでの歴史とともにこれまで生け花をしたことがない人でもわかりやすいものになっている。伝統と最新の技術や新たな文化の融合は、若い世代へ訴えかけていくためのファクターとなるだろう。

(文=馬場翔大)

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