A.B.C-Zが日本初のeスポーツ専門学校を訪問 河合郁人が意外な才能を発揮!?

 ジャニーズのアイドルグループ・A.B.C-Zが、9日深夜に放送されたバラエティ番組『ABChanZOO』(テレビ東京系)で、将来オリンピックの正式種目として採用されるとも噂される「eスポーツ」の専門学校を訪問し、その魅力を体験した。

 eスポーツとは「エレクトリック・スポーツ」の略で、ビデオゲームによる対戦型競技のこと。現在、世界中で賞金数千万円規模の大会が数多く開催されており、トップレベルのプロゲーマーともなると収入は数億円レベル。日本においても、今年に入ってプロのライセンス制度が設けられるなど、活況の様相を呈している。

 そんなeスポーツを深く知るため、A.B.C-Zのメンバー橋本良亮、戸塚祥太、河合郁人、五関晃一、塚田僚一と司会進行役のお笑いコンビ・アルコ&ピースの平子祐希と酒井健太が、日本初のeスポーツ専門学校『東京アニメ・声優専門学校』を訪問した。

 東京都江戸川区北葛西にあるこの学校は、もともと声優・イラストレーターなどを目指す学校だったという。それが2年前からeスポーツ専攻を開設しているというので、さっそく校内を見学することに。校内には、最新のPCやYouTuberのはじめしゃちょーも使用している「ゲーム専用椅子」が並べられた教室、ゲームの大会も行えるイベントスペースなどがあり、その異世界感溢れる様相に、A.B.C-Zのメンバーは「すごいな~」「気になるもんがいっぱいあるんだけど……」と終始目を丸くした。

 なお、学校で行なわれている授業内容は、実際にプロゲーマーとして活躍している講師にゲームのアドバイスを受け、試合後の反省会で戦略を練るなど多岐に渡るという。さらに、同校の「自分が選んだ1つのゲームを2年間ひたすら学び続ける」という教育方針を知ると、塚田は「現実世界とごっちゃになりそう……」とコメント。また、プロゲーマー以外にも、ゲーム実況者や動画配信者、イベントMCを目指すコースもあると聞くと、メンバー全員「幅広いんだね~」とその多種多様ぶりに感心した。

 一通り校内を回り終えると、次は座学でeスポーツを学ぶことに。講師を務めるのは日本におけるeスポーツの第一人者で、元東京大学大学院の教授・馬場章先生。先生から、eスポーツの競技人口が世界で1億3000万人もいること、昨年最も賞金を獲得したトッププロ・ドイツのクロキーが年間2億6000万円を稼ぎ出したこと、海外ではeスポーツ選手がタレント化していること、中国で人気を集める20代のeスポーツMCの女性が年収5億円であることなどを知り、メンバー全員、ただただ感嘆するばかりだった。

 続いてメンバーが行なったのは、ゲーム実況(この場合はスポーツ実況と同様、プレイしながら話すのではなく、他プレイヤーのプレイを実況すること)の実技講習。トップクラスの実況者であれば十分儲かる仕事だと知り、平子が「今その分野の大物になっておけば、ガッポガッポ(稼げる)よ!」とA.B.C-Zのメンバーを煽ると、戸塚は「石原さとみと付き合えますか?」とタイムリーなボケを挟んで見せた。

 ゲーム実況は『ストリートファイター・ファイブ アーケード・エディション』のプレイを見ながら行うこととなり、五関が「テンションが低い」、塚田が「解説力不足」、戸塚が「主観的過ぎる」と講師から次々と厳しめのコメントを受ける中、もっとも評価が高かったのは河合。淀みないしゃべりと盛り上げるべきポイントでしっかりと声を張る名実況を披露し、「状況説明が的確で、最初の入りから終わりまで良く、文句ひとつない出来」と絶賛された。

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