ジャニーズJr.内グループ SixTONES、視聴者を惹きつけるYouTube動画の魅力 3つのポイントから考察
今、ジャニーズJr.内グループ、SixTONESが面白い。SixTONESは2015年に結成された、高地優吾、京本大我、田中樹、松村北斗、ジェシー、森本慎太郎の6人からなるグループだ。その人気はジャニーズJr.内グループの中でもかなり高く、デビュー前でありながらすでに複数のオリジナル曲を持ち、単独公演をするほど。最近では個人での活動も活発だ。2018年7月6日からは、京本主演の舞台『BOSS CAT 〜シャルル・ペロー「長靴をはいた猫」より〜』の公演が開始。その他にも、松村が映画『坂道のアポロン』、高地が嵐・二宮和也の主演ドラマ『ブラックペアン』(TBS系)の第三話、ジェシーがTOKIO・松岡昌宏の主演ドラマ『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)の第一話に出演していた。
そんなSixTONESだが、ジャニーズ事務所の公式Youtubeチャンネル『ジャニーズJr.チャンネル』にアップした動画も順調に再生回数が伸びており、国内のみならず海外ファンからの熱いコメントが目立つなど、その勢いを感じる。もちろんグループ自体の人気もあるが、彼らの動画には視聴者を惹きつけるものがある。それは一体何なのだろうか。
まず挙げられるのは「企画」だ。「以心伝心ゲーム」、「英語で自己紹介」、「早泣き選手権」とYouTubeの王道的な内容ではあるが、そこに“SixTONES色”が加わっている。例えば、「英語で自己紹介」。バイリンガルのジェシーに採点してもらいながら奮闘する様子は、「ワールドワイドな活躍をしたい」というSixTONESの目標ともマッチしていた。こうしたSixTONESならではの個性を楽しめる企画の数々が並ぶ動画は、見応えがある。
次に「メンバーのキャラクターが明確」であること。企画を通して、各メンバーがグループ内でどんなポジションを担っているかが分かりやすいのだ。例えば、5月4日にアップされた「SixTONES【ドライブ旅】全員で越谷へ!予想外の渋滞に…」では車内での言動からもキャラクターが見えた。田中はまとめ役らしく運転を担当。京本は上品かつ大人しく座る一方、高地はメンバーのお昼の心配をしながらも、カーナビを見て道路状況や到着状況をアナウンス。森本、ジェシー、松村の“年少組”は後部座席で即興の曲作りをして大盛り上がり……このように1本の動画からもメンバーのバラエティ豊かなキャラクターがしっかり伝わってきて、SixTONESというグループ自体を存分に味わえる。