『ダークソウル』『ドンキーコング』『Detroit:Become human』 5月発売予定の注目ゲーム3選
本コーナーでは、5月に発売される家庭用ゲーム作品の中から、注目すべきタイトルをピックアップしてご紹介する。今回オススメしたいのは、『DARKS SOULS REMASTERD』、『ドンキーコング トロピカルフリーズ』、『Detoroit:Become human』の3作だ。ゲームの基本情報や魅力についてまとめていくので、気になるものがあればぜひチェックしてもらいたい。
DARK SOULS REMASTERD
最初に取り上げるのは、フロム・ソフトウェアが放った国産“死にゲー”の金字塔をリマスターした『DARKS SOULS REMASTERD』だ。2011年9月に誕生した『DARKS SOULS』シリーズは、中世ヨーロッパファンタジーの世界観を基本に据えながら、高難易度による十分な遊びごたえをミックスさせたことで、コアユーザー層を中心に大きな話題を呼んだ。ゲーム内容は3Dフィールド内を自由に移動して目標を達成するアクションRPG。ゲーム中の至るところで難所が用意されており、何回もゲームオーバーになりながら少しずつ攻略法を見つけるのが本作のキモである。
この『DARKS SOULS REMASTERD』では大きなストーリー変更は見られないが、現行機種に合わせた仕様の見直しが行われている。画質は最大1080p対応のフルHDとなり、オンラインプレイ時の接続人数も4人から最大6人まで増加。また『DARKS SOULSⅢ』や『Bloodborne』で実装された合言葉マッチングシステムを搭載し、今まで以上に快適なオンライン環境の構築が予想される。追加DLCの「ARTORIAS OF THE ABYSS」が最初から収録済みで、これまでのファンに加えシリーズ作品に触れたことのないユーザー層も参入しやすくなったのではないだろうか。
ドンキーコング トロピカルフリーズ
次に取り上げるのは、スーパーマリオと並ぶ任天堂の看板シリーズから、『ドンキーコング トロピカルフリーズ』だ。本作は2014年2月にWii U用ソフトとして発売された同名タイトルを、Nintendo Switch用ソフトとして移植。ゲームジャンルはドンキーコングアイランドに侵略してきたザ・スノーマッズに立ち向かう横スクロールアクションで、リメイクにあたり初心者向けの新機能「ファンキーモード」も実装されている。中でも大きな特徴は、『スーパードンキーコング』(SFC)から登場しているファンキーコングがプレイアブルキャラクターとして追加されたことだろう。
ファンキーコングは空中2段ジャンプや水中での高速移動といったキャラ性能が優遇されている。またファンキーモード自体もゲーム攻略に重要なライフ数や、各ステージに持ち込める「お助けアイテム」の持ち込み数がアップするなど、救済措置としての意味合いが強い。もちろん主役のドンキーコングやディディーコングといった他のキャラクターは、通常モードで使用可能だ。さらにステージ全編を通してJoy-Conを利用した2人協力プレイもできるので、一人でじっくり遊ぶ以外にも、多人数で賑やかに興じればまた違った面白さが感じられるはずだ。オリジナル版は高難易度からリタイアするプレイヤーも散見されたが、本作ではライトゲーマーも気軽に、作品の世界に触れられるだろう。