『ゴッド・オブ・ウォー』『Death end re;Quest』『慟哭 そして…』ーー4月発売予定の注目ゲーム3選

サスペンスADVの名作が20周年目で復活『慟哭 そして…』

慟哭そして…PV

 最後に取り上げるのは、脱出アドベンチャーに恋愛要素を絶妙な塩梅でミックスさせた『慟哭 そして…』である。

 本作は1998年にセガサターン用ソフトとして発売されたバージョンのリマスター版。記念すべき20周年での発売にあたり、グラフィックは当時の絵を元に新規彩色及びデジタル化、またシナリオも当時のライター陣によって一部加筆された。ゲームシステムは昔ながらの脱出ADVで、画面内の怪しい部分や調べ、入手したアイテムを使用して少しずつ謎を解き明かしていく。

 公式で「恋愛・サスペンス・謎解きを組み合わせた」と謳っていることもあり、登場キャラクターは個性溢れる美少女がメインだ。彼女らと協力関係を結んで危機を逃れる以外にも、物語の展開次第で悲惨な末路を辿ってしまうことも珍しくない。また「TDSシステム」によって、プレイヤーが取る何気ない行動一つでヒロインたちの未来が変わることも多く、そうした一連の仕様が本作の奥深い魅力に繋がっている。高い難易度ゆえに「死にゲー」と評されることもあったが、リマスター版では初心者に向けたヒント機能を実装。「現状」「人物」の切り口から事件を解明するのに必要なアドバイスを得られる。

■慟哭 そして…
発売日:2018年4月26日発売予定
対応機種: PlayStation 4 / PlayStation Vita
ジャンル:脱出(トラップ)アドベンチャー
公式サイト:http://el-dia.net/doukoku/

 今回は4月度に発売される家庭用ゲーム作品から、押さえておきたい3本を選出した。大作アクションシリーズの新作から新規オリジナル、古典的ADVのリマスター作品と毛色が異なるものばかりだが、心に刺さる作品があれば手に取って遊んでみてほしい。

■龍田 優貴
ゲームの尻を追いかけまわすフリーライター。
時代やテクノロジーと共に移り変わるゲームカルチャーに目が無い好事家。
『アプリゲット』『財経新聞』などで執筆。
個人的なオールタイムベストゲームは「ファミコン探偵倶楽部」シリーズ。
Twitter:https://twitter.com/yuki_365bit

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