『ゴッド・オブ・ウォー』『Death end re;Quest』『慟哭 そして...』ーー4月発売予定の注目ゲーム3選
本コーナーでは、4月に発売される家庭用ゲーム作品の中から、注目すべきタイトルをピックアップして紹介する。尖った魅力のあるタイトルとしてオススメしたいのは、『ゴッド・オブ・ウォー』『Death end re;Quest』『慟哭 そして...』の3作だ。ゲームの概要や魅力をまとめていくので、気になるものがあればぜひチェックしてもらいたい。
強烈なインパクトのアクション大作『ゴッド・オブ・ウォー』
最初に取り上げるのは、ギリシャ神話をモチーフにしたゴア表現がインパクト大の『ゴッド・オブ・ウォー』だ。2005年のPS2時代から続く人気シリーズだが、PS4の新規作品はリマスター版を除くと今作が初となる。
特筆すべきは爽快感溢れるアクション性で、襲い掛かるクリーチャーを簡単なボタン操作で葬りさることが可能だ。ゴア描写が多めのためCEROレーティングはZ(18歳以上のみ)となっているが、根強いファンを抱えている。新要素として、主人公「クレイトス」の息子である「アトレウス」がNPCキャラとして初登場。プレイアブルではないものの、プレイヤーの意志で状況に応じたサポートアクションが行えるので、親子の一体感を画面越しながらも味わえる。
従来の作品でお馴染みクレイトスの新規アクション習得による成長要素や、フィールド探索やクラフトによるウェポン収集要素も健在。ストーリーも前作の『ゴッド・オブ・ウォーⅢ』から一新されてるので、シリーズファン以外の未プレイユーザーも遊びやすくおすすめできる。
■ゴッド・オブ・ウォー
発売日:2018年4月20日
対応機種: PlayStation 4
ジャンル:アクションアドベンチャー
プレイヤー:1人
公式サイト:http://www.jp.playstation.com/scej/title/gow/
リアルと現実がクロスオーバーする『Death end re;Quest』
次に取り上げるのは、架空のVRMMORPG「World's Odyssey」で発生した不可解な事件を元に展開する『Death end re;Quest』だ。
自身が開発したゲームの世界から抜け出せなくなった「二ノ宮しいな」を助けるため、同僚の「水梨新(主人公)」が仮想空間に旅立つ、というストーリー。シナリオを手掛けるのは、学校を舞台にしたホラーゲーム『コープスパーティー』を生み出した祁答院慎氏で、本作でも猟奇的なシーンが含まれていることについて言及している。
『Death end re;Quest』は「VR」という旬な題材を扱った作品ではあるが、RPGのキモとも言える戦闘周りはオーソッドクスなコマンド選択形式を採用していて馴染みやすい。またVR空間内で発生するバグをあえて取り込むことで、キャラクターの性能が著しく強化されるシステムも面白そうだ。「グリッジスタイル」と称されるこの形態は、戦闘面でメリットを享受できるがバグを取り込み過ぎて動けなくなるデメリットも存在する。またコマンドを自由に組み立てられる「トライアクト」システムで、ターン性ながらもプレイヤーが独自に戦略を組み立てられるのもポイントだ。3DRPGが好きならチェックしておいて損はないだろう。
■Death end re;Quest
発売日:2018年4月12日予定
対応機種: PlayStation 4
ジャンル:RPG
公式サイト:http://www.compileheart.com/derq/