朝ドラ『ブラッサム』主題歌はYOASOBI 「心から自信を持って放つことができる楽曲に」

『ブラッサム』主題歌はYOASOBI

 2026年度後期のNHK連続テレビ小説『ブラッサム』の主題歌を、YOASOBIが担当することが決定。主題歌の原作となる小説を綿矢りさが書き下ろす。

 本作は、明治、大正、昭和を駆け抜け自由を求め続けた作家・宇野千代をモデルとした物語。主演を石橋静河が務め、珠の父・葉野清治役を渡部篤郎、珠の継母・葉野リョウ役を国仲涼子が演じる。

 明治30年(1897年)、山口県岩国に生まれた珠。実母は2歳の時に亡くなり、父と継母によって育てられた。女学校卒業後に代用教員として働き始めるが、解雇されて故郷を追われることに。親戚を頼って上京した珠は、幼き日の夢を強く意識し、小説の懸賞応募から作家の道を切り開いていく。しかし、関東大震災や戦争、結婚と離婚、倒産や借金など、激動の時代の中でさまざまな困難にのみ込まれながらも、作家として生きることに向き合い、才能を開花させていく。

 主題歌を担当するYOASOBIは、“小説を音楽にするユニット”として2019年に「夜に駆ける」でデビュー。同曲は国内初となるストリーミング累計13億回再生を突破し、「アイドル」はBillboard JAPAN総合ソング・チャート“JAPAN Hot 100”で21週連続首位を獲得した。2026年には北米ツアー、さらに日本人アーティスト最大規模となるアジアツアーの開催も予定している。

 主題歌の原作小説を書き下ろす綿矢は、1984年京都府生まれ。著書に『蹴りたい背中』『私をくいとめて』『パッキパキ北京』などがある。モデルとなった宇野の、年齢を重ねてもなお尽きることのない生命力を、桜の木になぞらえて書き下ろしたという。

 制作統括の村山峻平は「主題歌は、小説を元に楽曲を制作されるYOASOBIさんしか考えられない」と直球でオファーしたことを明かし、「主人公・珠にとっての上り坂も下り坂も、向かい風も追い風も、すべて力に変えてくれるような主題歌をドラマを見る皆さまに毎朝楽しんでいただきたい」とコメントしている。

コメント

Ayase(YOASOBI)

この度、「ブラッサム」主題歌を担当させていただく運びとなりました。
とても光栄なお話に、まず感謝を伝えさせていただきたいです。
本楽曲を制作するにあたり、宇野千代さんの自伝「生きて行く私」を読み、宇野千代さんの生き方、考えに大変感銘を受け、もっと深く入り込むべきだ、肌で先生のエネルギーを感じるべきだ、そう感じ、先生のご出身地である山口県岩国市へ赴き、先生の故郷の風に導かれるようにこの楽曲を作り上げました。
同じ山口県出身というご縁もあっていただいた機会でしたが、自分の創作人生、音楽人生において、先生との出会いは間違いなく一つの分岐点になるだろうと確信するほど素敵な縁に恵まれたと感じております。
そうして、心から自信を持って放つことが出来る楽曲ができました。
自分にとって本当に本当に大事な楽曲となったこの作品を作る機会を与えてくださったことに「ブラッサム」制作に携わる全ての方へ感謝をお送りするとともに、これからこのドラマを視聴するすべての人に、暖かく強かな風が吹きますようにと願いを込めて、この楽曲を添えさせていただきます。
ドラマと合わせて、楽しみにしていてほしいです。よろしくお願いします。

ikura(YOASOBI)

この度、連続テレビ小説「ブラッサム」の主題歌を担当させていただくことになりました。
お話をいただけたこと、心から光栄に思います。
喜びも悲しみも、幸せも不幸せも、その全てをエネルギーにして、自分の足で前に進み、花を咲かせていく主人公・葉野珠さんに想いを馳せながら歌わせていただきました。
およそ100年という時代を逞しく生き抜いたモデルである宇野千代さんの生き様。そしてこの楽曲の持つ熱量に歌を乗せていく中で、私自身も背中を押されていく感覚がありました。
「ブラッサム」をご覧になる皆さまの心に、この歌が優しく、力強く寄り添うことができますように。
ドラマと共に楽しんでいただけることを願っています。

綿矢りさ(主題歌の原作小説)

その生き方や著作を敬愛してきた宇野千代さんが、NHKの朝ドラの主人公のモデルになると聞いたときは、とても驚きました。
さらに、その主題歌の原作となる小説を書き下ろしてほしいというお話をいただき、二重の驚きと喜びでした。
宇野先生の、年齢を重ねてもなお尽きることのない生命力を、桜の木になぞらえて書きました。
私の物語が、微力ながらYOASOBIさんの楽曲づくりのお役に立てれば幸いです。そしてドラマとともに多くの方の心に届くことを願っています。

村山峻平(制作統括)

小説家が主人公の連続テレビ“小説”『ブラッサム』。
「主題歌は、小説を元に楽曲を制作されるYOASOBIさんしか考えられない。」と直球でオファーさせていただきました。
そして、主題歌の原作となる小説を、宇野千代さんへ特別な思いを寄せる小説家・綿矢りささんが書いてくださることになりました。
10代で、山口県で、ものを書き始める主人公・葉野珠が突き進んでいく物語にぴったりフィットする主題歌制作チームの誕生に胸がいっぱいになるとともに主人公・珠にとっての上り坂も下り坂も、向かい風も追い風も、すべて力に変えてくれるような主題歌をドラマを見る皆さまに毎朝楽しんでいただきたい、そんな気持ちを強くしています。

■放送情報
2026年度後期 連続テレビ小説『ブラッサム』
NHKにて、2026年秋放送開始
出演:石橋静河、加賀まりこ、松たか子、国仲涼子、渡部篤郎、染谷将太、遠藤憲一、井浦新ほか
作:櫻井剛、小松與志子
音楽:fox capture plan
主題歌:YOASOBI
主題歌の原作小説:綿矢りさ
制作統括:村山峻平、櫻井壮一
プロデューサー:大野陽平
演出:盆子原誠、中泉慧、押田友太、佐藤玲衣、田中陽児、野田雄介
写真提供=NHK

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