『さよならノワール』小池栄子×北香那が“いいコンビ”に 今泉佑唯がキャバクラ嬢役を熱演

美雨は、沼津で食堂を営む両親のもとで育った。家では金を巡るけんかが絶えず、高校卒業後、早く家を出たくて上京したという。金さえあれば幸せになれると思って生きてきたが、野村にだまされたことで、その考え方さえ苦しくなっていた。カウンセラーの資格を持つ絵梨子が相談に乗りたいと伝えても、美雨は「仕事で相談に乗るカウンセラーなんて信用できない」と返す。キャバ嬢として客に親身に接し、気持ちを動かすことで金を使わせてきた美雨だからこそ、仕事として向けられる優しさを素直に信じることができなかったのだ。

その後、美雨は警察の捜査に協力することを決める。ところが、帰り際の美雨はどこか素直すぎた。いつもより聞き分けの良い態度に違和感を覚えた夏海たちは、彼女の後を追う。美雨が向かったゴミ処理場には、逃亡中の野村が待っていた。
美雨は100万円を渡す代わりに、野村を呼び出していた。どうしても聞きたいことがあったのだ。「なぜ私だったのか」。しかし、野村は最初から金をだまし取るために美雨へ近づいたと笑う。美雨という名前を褒めた言葉さえ、AIに考えさせたものだった。

美雨にとって、投資用マンションを手に入れることが目的だったわけではない。その部屋で野村と一緒に暮らし、食事をして、普通の日常を送りたかった。そんな思いを打ち明けた美雨に、野村が返したのは「キモいんだよ」という一言。あまりに残酷な言葉だが、それを聞いた美雨は「諦められた」と口にする。曖昧な期待が残るよりも、野村の本心を知ることで、ようやく関係を終わらせることができたのだ。
すべて削除したと話していた野村とのやり取りも、美雨は一通だけ残していた。それが事件を動かす証拠となり、美雨は新しい人生へと歩き出していく。2人を見て「いいコンビね」と夏海と絵梨子に残した言葉は、第1話からの2人の関係性の変化を表していた。 相手の小さな変化をいち早く察する夏海と、心理学の知識をもとに、その人に届く言葉を探す絵梨子。考え方も支援の方法も違う2人だが、その違いが少しずつ互いを補うものになっている。

一方で、物語は山崎(渡部篤郎)の失踪事件にも近づきつつある。目の前の被害者に寄り添いながら、夏海と絵梨子自身の過去や支援室の背景も少しずつ見えてきた第2話。第2話で描かれたのは、大金を失ったこと以上に、信じた相手との未来まで偽物だったと知る苦しさだった。夏海と絵梨子に支えられながら、自ら野村と向き合った美雨は、ようやくその関係に終止符を打ち、新しい人生へと踏み出していった。
■放送情報
『さよならノワール』
フジテレビ系にて、毎週火曜21:00〜21:54放送
出演:小池栄子、北香那、岡山天音、荒川良々、味方良介、濱尾ノリタカ、利重剛、眞島秀和、岡部たかし、浅野和之、戸田恵子、渡部篤郎 他
脚本:井上由美子
演出:河毛俊作、清矢明子、柳沢凌介
音楽:菊地成孔
主題歌:chilldspot「ドラマ」(RECA Records)
衣装:伊賀大介
心理監修:石橋昭良(臨床心理士/非行臨床研究所)
警察監修:石坂隆昌(ユヌ・ファクトリー)
プロデュース:狩野雄太(スタジオ戦略本部 第1スタジオ ドラマ・映画制作センター)
制作プロデューサー:清家優輝、岸川正史(ファインエンターテイメント)
制作協力:ファインエンターテイメント
制作著作:フジテレビジョン
©︎フジテレビ
公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/sayonaranoir-cx/
公式X(旧Twitter):https://x.com/sayonaranoir_cx






















