『アン・リー/はじまりの物語』35mmフィルム上映決定 撮影手法を収めた特別映像も

6月5日に公開されるアマンダ・セイフライド主演映画『アン・リー/はじまりの物語』の35mmフィルム上映が決定。あわせて特別映像が公開された。
本作は、18世紀に性差や人種を超えた人間の平等を唱え、自らをキリストの女性的化身と信じ、その信念のもとアメリカに渡り、数々の受難にも耐えながら“シェーカー教団”と呼ばれるユートピアを築いた女性、アン・リーの人生を描いた伝記映画。
スタッフには、第97回アカデミー賞で主演男優賞を含む3部門に輝いた『ブルータリスト』のチームが再結集。監督を務めたのは、『ブルータリスト』で脚本を担当し、本作でもパートナーのブラディ・コーベットともに共同脚本・製作も兼ねたモナ・ファストヴォールド。『ブルータリスト』で作曲賞を受賞したダニエル・ブルームバーグが音楽を手がけ、セリア・ローソン=ホールが振り付けを担当した。
18世紀のイギリス、貧しい鍛治職人の家に生まれたアンは信仰心の厚い女性として育つ。4人の子供を授かるも、全てを幼くして失うという悲痛な体験の中、自らが“キリストの女性の姿の生まれ変わり”であるという、確信的な啓示を得る。彼女の性別、人種の平等を説く生き方は多くの人々を惹きつけていくが、反感や警戒を感じる勢力から苛烈な迫害を受けていく。わずか8人の信徒とともにアメリカに渡り、性別、人種の平等信仰をもとにした理想の生活を実現するユートピアを求めるアンだったが、そこでも大いなる困難が待ち構えていた。
主人公アン・リーを演じたのは、『マンマ・ミーア!』『レ・ミゼラブル』などのセイフライド。共演には、『サンダーボルツ*』のルイス・プルマン、『ラストナイト・イン・ソーホー』のトーマシン・マッケンジー、『ウルフマン』のクリストファー・アボットらが名を連ねている。
本作はデジタル全盛の時代の中、あえて35mmフィルムを用いて撮影されている。物語の舞台となる18世紀の「時代背景を体感させたい」と願ったファストヴォールド監督の希望を実現させ、絵画のような幻想的な映像を生み出したのは、撮影監督のウィリアム・レクサーだ。
公開された特別映像では、レクサーとファストヴォールド監督が、観客を1738年へと誘う撮影手法の秘密を紐解いている。ファストヴォールド監督は「使うべきフォーマットは物語が教えてくれる。この物語の色彩、深み、質感、時代の雰囲気を考えればフィルムで撮影するのが最もふさわしい」と力強く語り、レクサーも同様に「フィルム撮影は即決だった」と続ける。しかし、「問題はフィルムの種類だ」とも明かし、シーンによって使い分けたフィルムやカメラの種類、撮影フォーマットについて、こだわり抜いて撮影された背景が伺える映像となっている。
35mmフィルムによるスペシャル上映は、本作の公開初日となる6月5日から、109シネマズプレミアム新宿、立川シネマシティ、八丁座の3劇場限定で実施される。レクサーは「フィルム映像を見るたびに神秘を感じる。神秘に魅せられる女性の物語にこれ以上ふさわしい媒体はない」と断言している。
■公開情報
『アン・リー/はじまりの物語』
6月5日(金)全国公開
出演:アマンダ・セイフライド、ルイス・プルマン、トーマシン・マッケンジーほか
監督・脚本・製作:モナ・ファストヴォールド
脚本・製作:ブラディ・コーベット
音楽:ダニエル・ブルームバーグ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
原題:The Testament of Ann Lee
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公式サイト:https://www.searchlightpictures.jp/



































