『名探偵コナン』沢城みゆきは“萩原千速”をどう継いだ? 田中敦子さんの魂を宿した表現

『コナン』沢城みゆきは萩原千速をどう表現?

 劇場版最新作『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』では、萩原千速役の声優にも大きな注目が集まっている。もともとTVアニメで千速を演じていた田中敦子さんが2024年8月に亡くなり、後任として沢城みゆきがキャスティングされたからだ。本稿では両者の演技を具体的に比較しつつ、沢城がこの大役といかにして向き合っているのか語っていきたい。

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 千速は神奈川県警の白バイ小隊長を務める人物で、バイクの運転にかけては右に出る者がいないほどの腕前。姉御肌の頼もしい性格で、多少規則を破っても気にしない豪快さも大きな特徴だ。

 そんな千速役を元々演じていた田中さんは、『攻殻機動隊』シリーズの草薙素子役や『ジョジョの奇妙な冒険』のリサリサ役、『葬送のフリーレン』のフランメ役などで知られる声優。凛とした低めの声が特徴的だったこともあり、威厳に満ちた“強い女性”の役柄を誰よりも得意としていた。

 そのため田中さんが演じる千速は、まさにハマり役。どんな状況でもブレることがない芯の強さに加えて、大人の女性らしい色気を漂わせた演技によって、ファンに愛されていた。

 それに対して後任のキャストとなった沢城も、凛とした女性キャラをよく演じている声優だ。たとえば2026年冬アニメ『違国日記』で演じた高代槙生は、まさにクールな立ち振る舞いが魅力的だった。ほかにも同系統のキャラクターとしては、劇場アニメ『ベルサイユのばら』のオスカルや『ルパン三世』シリーズの峰不二子、『原神』の雷電将軍などが挙げられるだろう。

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