『パンチドランク・ウーマン』“内通者”は一体誰なのか? 堀内健の“狂気の笑顔”に戦慄

1月25日に放送されたドラマ『パンチドランク・ウーマン −脱獄まであと××日−』(日本テレビ系)第3話では、拘置所内で起きた前代未聞の立てこもり事件をきっかけにして、他人を信用することのなかったこずえ(篠原涼子)と怜治(ジェシー)の間に歪な信頼関係が生まれ始める。
前回、怜治は「俺は親父を殺してない」と確かに口にした。彼の言葉にこずえは激しく動揺する。実際、タブレット端末の紛失と機密情報の漏えいの責任から難を逃れられたのは、怜治の助けがあったからだ。しかし、家に行ったときにはすでに父親が殺されていたと話しながらも、警察には言えない理由を抱えた怜治の言葉をこずえは完全に信じることはできない。
彼女は別件で病院を訪れていた警察官の佐伯(藤木直人)に、怜治以外の犯人がいる可能性を打ち明けるものの、状況証拠から鑑みて、彼の無実は信じがたい。それでも、表情に出ないこずえの心に芽生えた衝動は、佐伯にも確実に伝播しているようだった。

その後、怜治と面会した佐伯は、こずえに関する情報で彼に揺さぶりをかける。2人が面と向かって会話したのはこのシーンが初めてだが、こずえ、怜治、佐伯の三角関係がどのような進展を見せるのかは、本作の大きな見どころのひとつ。特に面会室のガラス窓を隔てた怜治と佐伯の会話は、これから先の三角関係に大きな亀裂を生み出すことになるだろう。
また、怜治は死刑囚の鎧塚(河内大和)に近づくために、彼の側近である沼田(久保田悠来)と西城(小久保寿人)に接近する。西城が「一緒に逃げますか」と怜治に声をかけたことからも、教団の幹部たちが周到に脱獄計画を進めていたことが明らかになった。
しかし、彼らも予想していなかった想定外の事態が起きる。なんと西城たちが隠していたスマホを密かに利用していた強盗殺人事件の被疑者・三津橋(堀内健)が怜治を人質にして、自身の裁判のやり直しを要求したのだ。
拘置所内で起きた前代未聞の立てこもり事件。周囲を取り囲まれて自暴自棄になった三津橋は、その場にあった材料で爆弾を作り始める。彼の狂気的な行動は、電話の邪魔をした西城を刺してなお、止まることはなかった。
三津橋を必死に説得する最中、こずえは複雑な家族との関係性を明かす。彼女の母親がこずえを虐待するようになったのは、刑務官だった父親が亡くなったことがきっかけだった。こずえの告白を意味深な表情で見つめる怜治。“冬木こずえ”という名前に聞き覚えがあった怜治の表情は意味深だった。彼女の存在は父親との不仲にも影響しているのかもしれない。

そして、怜治には4年前に働いていた職場で、会社のお金を盗んだ犯人だと疑われた過去があった。自分ではないことを信じてもらえないと思い、黙秘を貫いていた彼の姿は、今回の父親殺しの一件とも重なる。そんな彼が三津橋の凶行を止めるために、こずえには「信じろ」と一言だけ呟いた。他人を信用しないと決めていた2人の間に生まれた歪な信頼関係が、やがてこずえを禁断の恋へと誘っていくことになる。その説得力は、日に日に強固になっている。





















