藤井流星、1月期オシドラサタデー『ぜんぶ、あなたのためだから』主演 共演に七五三掛龍也

藤井流星が七五三掛龍也とドラマで初共演

 WEST.の藤井流星が主演を務め、Travis Japanの七五三掛龍也を共演に迎えたオシドラサタデー『ぜんぶ、あなたのためだから』が、2026年1月10日よりテレビ朝日系で放送されることが決定した。

 本作は、2018年に『Cocoon』で第13回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞し、同作を改題した『Cocoon 修羅の目覚め』(講談社)で翌年にデビューした夏原エヰジが2025年3月に発表した同名小説をドラマ化するラブストーリー。

 幸せ絶頂の結婚披露宴の最中、何者かによって毒を盛られた新婦・沙也香。結婚式にいたカメラマンの桜庭によると、どうやらシャンパンに毒が混入していた模様――。犯人は結婚式に出席していた参列者の中にいると、犯人捜しに乗り出す新郎・林田和臣と桜庭だったが、容疑者でもある彼女の親友や母の偽善ぶりが次々と明らかに。さらに沙也香のどす黒い過去も見え隠れしてきて……。

 主演を務めるのは、『鹿楓堂よついろ日和』(2022年/テレビ朝日系)、『18歳、新妻、不倫します。』(2023年/ABCテレビ・テレビ朝日)以来のテレビ朝日系ドラマ出演となるWEST.の藤井。今作では、結婚式当日に妻が何者かに毒を盛られる、悲劇の新郎・林田和臣を演じる。出演に際して藤井は 「ラブサスペンスというジャンルは初めてなので、すごくワクワクしました」と興奮した様子を見せ、「どう事件に迫っていくのか、結末を予想しながら見ていただけたらうれしいです。ぜひご期待ください!」と語った。

 共演はにはTravis Japanの七五三掛が決定。2人は黒柳徹子が出演する朗読劇『ハロルドとモード』で、藤井は2021年版、七五三掛は2025年版のハロルド役を演じた共通点がある。『私たちが恋する理由』(2024年/テレビ朝日系)以来のテレビ朝日ドラマ出演となる七五三掛が演じるのは、和臣と沙也香の結婚式にカメラマンとして出席していた桜庭蒼玉。撮影した写真から、事件のヒントを導き出したことで、和臣に強く請われ、和臣の“ために”真相究明に付き合うことに。鋭い観察眼を持ち、シニカルな言葉で事件の核心を衝いていく。演じる桜庭という人物について七五三掛は「僕とは真逆な人物」だと語り、「自分が普段あまり言わない言葉がセリフにもあるので、それをどう演じていこうか楽しみ」とコメントを寄せた。

 脚本を手がけるのは、『ムサシノ輪舞曲』(テレビ朝日系)の若杉栞南と『私たちが恋する理由』(テレビ朝日系)の藤平久子。演出は、『うちの執事が言うことには』の久万真路、『夫の家庭を壊すまで』(テレ東系)の室井岳人が担当する。

藤井流星(林田和臣役)コメント

作品のオファーを受けた時の感想

今作のような「ラブサスペンス」を演じるのは初めてのため、とてもワクワクしています。原作を読ませていただきましたが、本当に面白くて…! 原作小説のキャッチコピーである「全員偽善者」という言葉が印象的で、きっとドラマを見てくださる方々も予告の時点から引き込まれるかと思います。《イヤミス》独特の余韻が、これから演じさせていただくのがとても楽しみになりました。

演じる林田和臣について

和臣はとにかくまっすぐな人物で奥さんのことをまっすぐに愛している人物なのだと作品から伝わってきました。

バディを組む七五三掛とは撮影前にどんなことを話した?

食事をする時によく口の周りに何かがついていることが多いのですが、(WEST.の)メンバーには「口の感覚ない」と言われることがあります(笑)。メンバーはもう慣れてるのか指摘されないですが、七五三掛くんも気にしなくて大丈夫です(笑)。撮影が始まる時にも僕がまだ気づいていなかったら、指摘してくれると助かります!

七五三掛との共演は初めてだが、これまでに交流は?

ドラマでの共演は今回が初めてなのですが、実は朗読劇『ハロルドとモード』で同じ“ハロルド”役を演じているという共通点があることに驚きました。先日、七五三掛くんの朗読の観劇に行かせていただいた際に一度会って挨拶をすることができたので、そこで交流することができました。

タキシードを着たビジュアル撮影について

昔、アイドル誌などで着させていただく機会はありましたが、最近はそういった機会がないため気が引き締まります。ドラマの冒頭が結婚式のシーンから始まる予定なので、撮影のイメージが湧いてきましたね。ティザー映像ではターンテーブルに乗ってゆっくり回るところを撮影していたのですが、静かな空間で自分が回っていることがとてもシュールで笑いが込み上げてきました(笑)。映像が完成したらどのような雰囲気になっているのか、とても楽しみです。

主人公・和臣は妻をまっすぐに愛する男性だが、自身がいま最も愛しているものは?

僕は“パジャマ”です。こだわりがあって思わずいっぱい買ってしまいます。古着屋さんなどでパジャマパンツを見かける時は衝動買いしてしまう時が多いです(笑)。ライブツアーの時なども、3泊する時は3着パジャマを持っていくので、いつも荷物が多くなってしまいます(笑)。

視聴者へのメッセージ

とにかくまっすぐに妻を愛して、事件の真相を追いかける和臣と、頼まれて興味本位で手伝うことになる桜庭のバディが、どのように事件に迫っていくのか――毎話さまざまな“イヤなヤツ”が出てきますので、その人たちとの対決はぜひ注目していただきたいです。そして結末がどうなっていくのか、というのがやはりミステリーの醍醐味。皆さんも予想しながら見ていただけたらうれしいです。ぜひご期待ください!

七五三掛龍也(桜庭蒼玉役)コメント

作品のオファーを受けた時の感想

お話をいただいた時はすごくうれしかったです。オシドラサタデーのドラマはちょうど昨年『私たちが恋する理由』でお世話になって……。それから1年後、またこうして声をかけていただいたのはすごくうれしく思いますし、個人的にミステリーや、この《イヤミス》というジャンルも大好きなので、原作小説もとても楽しく読みました! 面白くて、読み終わってからもずっと余韻が残っている感じがしました。

演じる桜庭蒼玉について

桜庭は僕とは真逆な人物だなと感じます。僕はどちらかというと直感で動くタイプなのですが、桜庭は物事を俯瞰で見て、冷静に考えていると感じました。演じるにあたっても、自分が普段あまり言わない言葉がセリフにもあるので、それをどう演じていこうかという楽しみがあります。

バディを組む藤井流星とは撮影前にどんなことを話した?

僕も実はツッコまれたり、おっちょこちょいな部分が多いみたいで(笑)。自分ではあまりそう思ってないんですけど、普段もメンバーに頼っているところが多くて‥…。なので、流星くんにたくさん頼らせていただくと思います!

藤井流星との共演は初めてだが、これまでに交流は?

実は嵐の相葉雅紀くんと仲良くさせてもらっているのですが、相葉くんから流星くんのお話を聞くことが多かったんです。いつかその相葉くんの会で流星くんにお会いするんじゃないかって思っていたんですけど、このドラマでの共演が先になりました(笑)。
(藤井流星:「このドラマの間に相葉くんにご飯連れていってもらおう!」)

ビジュアル撮影の際、カメラマン役としてカメラを持ち、役に合わせて髪の色も変えたことについて

そうなんです。桜庭という役のためにこれまでは明るい色にしていた髪も黒く染めて、黒のスーツを着て臨みました。すごく新鮮で、なんだか役にスッと入っていく感じがありました。カメラは普段から好きでいくつか持っていて、自分でも何台かで使い分けています。なので、カメラを触る仕草などは、ちょっとは慣れた感じもあるのな‥…?

主人公・和臣は妻をまっすぐに愛する男性だが、自身がいま最も愛しているものは?

一番は“ファンの皆さん”です!というのは大前提で、いま僕が愛しているのはフライパンですね。今年4月から番組で料理のコーナーに出演させていただいているんですけど、それがきっかけでフライパンを新しく買ったり、いい包丁を買ったり……。それまでは全く料理はしなかったんですけど、コーナーを始めてから、すっかりハマっています。最近作ったもので美味しかったのは、鶏肉とレンコンとサツマイモの照り焼き風炒めです!

視聴者へのメッセージ

僕が演じる桜庭はいい意味で“裏切り”というか、これまで自分が演じてきた役とはまた全然違った役なので、新たな一面をお見せできたらいいなと思っています。毎週、“ラブ”だけでなく、違った意味のドキドキもお届けできると思いますので、覚悟してご覧ください!

夏原エヰジ(原作者)コメント

「〇〇さんって、いい人だよね~」こんなセリフを、誰しも一度は口にした経験があるのではないでしょうか。かくいう私もその一人ではありますが、しかし、〈いい人〉って、どんな人? そもそも人の〈善意〉とは何か? そんな疑問をきっかけに、小説『ぜんぶ、あなたのためだから』が生まれました。このたび今作がドラマとして新しい形に生まれ変わることを、原作者としてとても光栄に感じております。藤井流星さん、七五三掛龍也さん、お二人の周りを固める豪華なキャスト陣に制作陣。すべてが集結して最高火力で描かれる〈エゴミス〉を、どうぞ皆さんもご期待ください。

原作書影 ©夏原エヰジ/講談社

■放送情報
オシドラサタデー『ぜんぶ、あなたのためだから』
テレビ朝日系にて、2026年1月10日(土)スタート 毎週土曜23:00〜放送
出演:藤井流星、七五三掛龍也
原作:夏原エヰジ『ぜんぶ、あなたのためだから』(講談社)
脚本:若杉栞南、藤平久子
演出:久万真路、室井岳人
音楽:近谷直之
プロデューサー:残間理央(テレビ朝日)、島本講太(ストームレーベルズ)、野田健太(ソケット)
制作協力:ソケット
制作:テレビ朝日、ストームレーベルズ
©︎テレビ朝日
公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/zenbu_anatanotamedakara/
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