ゆりやん初監督映画『禍禍女』に前田旺志郎、髙石あかり、鈴木福、前原瑞樹、斎藤工ら出演

『禍禍女』に髙石あかり、斎藤工ら出演

 2026年2月6日に公開されるゆりやんレトリィバァ初監督映画『禍禍女』の追加キャストとして、前田旺志郎、アオイヤマダ、髙石あかり、九条ジョー、鈴木福、前原瑞樹、水島麻理奈、本島純政、平田敦子、平原テツ、斎藤工、田中麗奈の出演が発表された。

 本作は、芸人、俳優、ラッパー、声優、ラジオパーソナリティと、日本だけではなく海外でも多方面に活躍してきたゆりやんが初監督を務める恋愛映画。本作のプロデューサー・髙橋大典が2021年にあるTV番組で次に挑戦したいこととして「映画監督」と発言したゆりやんを観て企画を始動させ、撮影までの約1年間、ゆりやんと頻繁に会って恋バナを聞き続けたという、ゆりやんの実際の恋愛経験が詰め込まれた作品となる。

 脚本は、『ミスミソウ』『許された子どもたち』などの内藤瑛亮が手がけ、音楽を新しい学校のリーダーズ「オトナブルー」など数々の話題曲をプロデュースしたyonkeyが担当する。 

 すでに世界の22の国際映画祭に正式出品・ノミネートされ、第45回ハワイ国際映画祭では「ハレクラニ・ヴァンガード・アワード」を受賞。第54回モントリオール・ニュー・シネマ国際映画祭では Temps Ø 部門の観客賞、イタリアの第8回モンスターズ・ファンタステック映画祭では国際長編映画コンペティション部門で「最優秀作品賞」を受賞した。

 ある男性に想いを寄せる美大生の上原早苗役で、南沙良が主演を務める。

 増村宏役で出演する前田は、「元々ゆりやんさんのネタが大好きだったので、あの世界観が映画になるとどうなるのかワクワクしました。いざ現場に入ると本当に楽しくて幸せでした」と撮影を振り返った。

 身体表現を中心にパフォーマンス活動を行い、映画『PERFECT DAYS』への出演な
ど、多方面で活躍しているPerforming Artistのアオイは本作について「幽霊よりも怖いもの、それを体験し、見てきた人だから描ける物語りだと思いました」と語っている。

 現在放送中のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』でヒロインを演じる髙石は「自分の持つエネルギーを全て放出するような感情爆発のシーンもあります。迫り来る禍禍女はもちろん、欲望や執着心など人間の怖い部分にもご注目ください」と本作の見どころを明かした。

 ゆりやんとは吉本興業の養成所の同期の九条は、「劇場の合間に恋愛の話をした時、ようやく彼女の“人間らしさ”に触れた気がしたものです。しかしその数年後、彼女はその恋愛経験さえ奇々怪界な映像表現へと昇華してしまった」と当時を思い返すようにコメント。

 ドラマや映画で活躍する鈴木は自身が演じる大石俊介役について、「とてもインパクトのある役どころをいただけたことも、とても嬉しく思います」と明かし、「とんでもなく面白い、最高の作品になっています。新しいエンターテインメントを見たぞ!! と、観たあとも不思議な高揚感がありました!多くの方に、この映画の衝撃を受け取ってほしいです!!」と熱いメッセージを送った。

 さらに、現在放送中のドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(TBS系)にも出演している前原は「ゆりやんさんが初めて映画監督すると聞いた時に、きっと今までにみたことのない型破りな映画が撮られるのだと思い興奮しました。なんとしてもその映画に参加したいと言う気持ちでしたので、実際に出演できてとても光栄でした」と出演の喜びを語っている。

 『王様戦隊キングオージャー 』(テレビ朝日系)のエレガンスモーン役などで知られる水島は、「監督の記念すべき処女作ながら、最初から世界観がしっかりと立ち上がっていて、撮影の時から独特の空気があり、私自身すごくワクワクしながら参加しました」と撮影を振り返った。

 『仮面ライダーガッチャード』(テレビ朝日系)で主人公・一ノ瀬宝太郎を演じた本島は、演じる阿久津拓哉役について「僕自身も今までのイメージを裏切れるキャラクターに挑戦させていただきました!」と自信を覗かせている。

 『家政夫のミタゾノ』シリーズ(テレビ朝日系)などの平田は、ゆりやんについて「まだまだ不思議で分からない方なのでそれを解明するべく、今後も何か関わらせていただけたら嬉しいです」とコメントを寄せた。

 『東京サラダボウル』(NHK総合)などに出演する平原は、「作品に対しても俳優に対しても凄く真摯に向き合ってくれて、本当に演じやすかったですし、何よりも人として素晴らしかったです」とゆりやんを称賛。

 ゆりやんとはNetflixシリーズ『極悪女王』でも共演した斎藤は、「ゆりやんさんの最適な職業は映画監督なのだと確信しました。今はどの表現よりも“映画監督ゆりやんレトリィバァ”さんのファンです(にしても長いな名前、アピチャッポン・ウィーラセタクンばりに)」とユーモアを交えてコメント。

 そしてNHK連続テレビ小説『ブギウギ』などの田中は「現場はとても楽しく、ゆりやん監督の健気でひたむきなお人柄に皆さんメロメロという感じでしょうか」と語り、「脚本に描かれている強烈なキャラクターを違和感なくさらりとキュートに演じてしまう南沙良ちゃんには驚かされました!」と主演の南の魅力も明かしている。

映画『禍禍女』本編映像

 あわせて各キャラクターの狂気性と特徴が映し出されている本編映像の一部も公開された。

 また、現地時間の11月6日〜11月23日で開催されている第62回台北金馬映画祭にゆりやんが参加。11月17日〜19日には舞台挨拶や観客とのQA、セレモニーに登壇した。なお、本作はアジア映画の新たな才能を顕彰する「NETPAC コンペティション」で、アジア映画促進ネットワーク(NETPAC)の審査員によって優秀作品NETPAC賞に選出されている。

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コメント

前田旺志郎(増村宏役)

元々ゆりやんさんのネタが大好きだったので、あの世界観が映画になるとどうなるのかワクワクしました。
いざ現場に入ると本当に楽しくて幸せでした。
ゆりやんさんの朝礼から撮影が始まるのですが、そこでぐっと座組に一体感が生まれるような気がして、ゆりやんさんの人柄というか人を惹きつける力が凄まじいなと日々思わされていました。
演出も思った事を真っ直ぐな意見で下さるので信頼してましたし、「なにそれ?!」みたいな指示がたまにあって、ゆりやん組やなぁと興奮しました 笑
完成した作品は脚本からは想像がつかないような仕上がりになっており、本当に面白かったです。
えげつない映画が出来たと思います。皆様是非是非ご覧ください!!

アオイヤマダ(望月瑠美役)

心の底から抉られるような気持ちになる場面が沢山。人間の数と、それ以上に渦巻く怨念の数。
きっと、地球のどこかで今日もまがまがしてる。
純粋だけど純粋が故に透き通った威力が一周して突撃してくる。
いつ自分が禍禍女になるのかも、
または禍禍女らしきものに取り憑かれるのかも分からない、
幽霊よりも怖いもの、それを体験し、見てきた人だから描ける物語りだと思いました。
いつも人に対して丁寧で、
学びの姿勢を忘れないゆりやん監督。
集中と緩みの繰り返される現場は心地の良い時間でした。
有難うございました!!

髙石あかり(寺本唯役)

ゆりやん監督にしか出せない世界観とアイデア、ユーモアに溢れている現場で、だからこそ自分も色々な考えを持ち込み、挑戦することができました。
自分の持つエネルギーを全て放出するような感情爆発のシーンもあります。
迫り来る禍禍女はもちろん、欲望や執着心など人間の怖い部分にもご注目ください。

九条ジョー(安田明人役)

吉本興業の養成所の同期として、お笑いを始めた頃からゆりやんレトリィバァは、僕らを軽々と置き去りにしていく存在でした。追いつけないまま年月が過ぎ、劇場の合間に恋愛の話をした時、ようやく彼女の“人間らしさ”に触れた気がしたものです。しかしその数年後、彼女はその恋愛経験さえ奇々怪界な映像表現へと昇華してしまった。思えば、僕が最初
に出会った『禍禍女』は、まさにゆりやん本人でした。今回オファーをいただき、映画監督・俳優・同期という肩書きを越えて、彼女の内側にある混ざり合った感情に触れてみたいと思い向き合いました。知れば知るほど分からなくなる――そんな彼女に翻弄されながら、気づけば撮影は終わっていました。アメリカへ旅立った彼女が日本に残した、最高で最恐
の禍禍しい置き土産。ゆりやんレトリィバァという“人間の禍禍しさ”を、どうぞご堪能ください。ほら、振り返ると......あなたの後ろにも“あの女”が。

鈴木福(大石俊介役)

ゆりやんさんのお笑いの世界観がもともと好きだったので、監督をされる初めての作品に出演できて本当に嬉しいです!
とてもインパクトのある役どころをいただけたことも、とても嬉しく思います。
ゆりやん監督は、本人の持っているイメージをやってみせてくれたので、現場でも笑いながら楽しくやらせていただきました。
撮影中はなんだかゆりやん監督からの愛も感じて、とても嬉しかったです(笑)
とんでもなく面白い、最高の作品になっています。新しいエンターテインメントを見たぞ!! と、観たあとも不思議な高揚感がありました! 多くの方に、この映画の衝撃を受け取ってほしいです!!

前原瑞樹(犬山宗助役)

ゆりやんさんが初めて映画監督すると聞いた時に、きっと今までにみたことのない型破りな映画が撮られるのだと思い興奮しました。なんとしてもその映画に参加したいと言う気持ちでしたので、実際に出演できてとても光栄でした。ゆりやんさんが撮る映画ってどんなのだろうと想像されると思いますが、その想像を超える新しい映画が完成したと思っています。
是非みてください。

水島麻理奈(吉田百合花役)

ゆりやん監督のこだわりが詰まった作品です!
監督の記念すべき処女作ながら、最初から世界観がしっかりと立ち上がっていて、撮影の時から独特の空気があり、私自身すごくワクワクしながら参加しました。
完成した映像を観たとき、出演者である私自身も“この世界に参加できて本当によかった”と思えるほどの余韻がありました。
ぜひ、この独特の空気とこだわりを味わってください。
多くの方に届くことを願っています。

本島純政(阿久津拓哉役)

ゆりやんさんが監督をされるからこそ、
絶対に今まで見たことのない世界が生まれると思って、ご一緒できるとなった時はすごく嬉しかったです!
観た人にしか分からない衝撃体験が詰まっている作品です。
僕自身も今までのイメージを裏切れるキャラクターに挑戦させていただきました!
公開されるのが本当に楽しみです!!

平田敦子(吉田涼花役)

記念すべき初監督作品に参加させて頂けて光栄です。
まだまだ不思議で分からない方なのでそれを解明するべく、今後も何か関わらせていただけたら嬉しいです。
色々な怖さがある映画なのできっとどこかで必ず身につまされる。それを体験してください。

平原テツ(渡瀬昭役)

ゆりやん監督作品に出演が決まって、普段から才能を爆発させてる方なので、どのような作品に仕上がっていくんだろうと凄く興奮しました! 作品に対しても俳優に対しても凄く真摯に向き合ってくれて、本当に演じやすかったですし、何よりも人として素晴らしかったです。今まで観たことのないジャンルの映画だと思うので、衝撃を受けて下さい。
本当に面白いです。

斎藤工(江野光聲役)

ゆりやんさんの唯一無二の世界に触れられる喜びと同時に怖さがありました。自分に務まるのかなと。説明不要なまでに多方面に才能が溢れる彼女と映画監督としてご一緒し、ゆりやんさんの最適な職業は映画監督なのだと確信しました。今はどの表現よりも“映画監督ゆりやんレトリィバァ”さんのファンです(にしても長いな名前、アピチャッポン・ウィーラセタクンばりに) 是非映画館で、ゆりやん監督の才能の海に呑み込まれて下さい。
新たなご自分に出会えるはずです。

田中麗奈(渡瀬玲子役)

今回ゆりやんレトリィバァさんの初監督作品に出演出来てとても光栄です。
衣装合わせで初めてゆりやん監督にお会いしたとき、なぜ、この作品を作るに至ったかということをとても丁寧にご説明頂いたのが、印象的です。
現場はとても楽しく、ゆりやん監督の健気でひたむきなお人柄に皆さんメロメロという感じでしょうか。
現場を愛し、そして愛される方だなぁと思いました。
日に日に監督としての力を発揮されていくお姿を側で見られたこと、とても貴重だと思っています。
そして、脚本に描かれている強烈なキャラクターを違和感なくさらりとキュートに演じてしまう南沙良ちゃんには驚かされました!
是非、期待して頂きたいと思います。
出来上がりを試写で観たインパクトは忘れられません。
公開して沢山の皆様に観て頂けること楽しみにしています。

■公開情報
『禍禍女』
2026年2月6日(金)公開
出演:南沙良、前田旺志郎、アオイヤマダ、髙石あかり、九条ジョー、鈴木福、前原瑞樹、平田敦子、平原テツ、斎藤工、田中麗奈
監督:ゆりやんレトリィバァ
企画・プロデュース:髙橋大典(K2 Pictures)
脚本:内藤瑛亮
音楽:yonkey
配給:K2Pictures
©2026 K2 Pictures
公式サイト:https://k2pic.com/film/mmo
公式X(旧Twitter):https://x.com/mag_mag_pr
公式Instagram:https://www.instagram.com/mag_mag_pr/

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