ゆりやんレトリィバァ初監督作『禍禍女』2026年公開決定 「私の実際の恋愛を基にしたもの」

ゆりやん初監督作『禍禍女』2026年公開決定

 ゆりやんレトリィバァが初監督を務めた映画『禍禍女』が2026年に全国公開されることが決定した。

 本作は、芸人、俳優、ラッパー、声優、ラジオパーソナリティと、日本だけではなく海外でも多方面に活躍してきたゆりやんが初監督を務める恋愛映画。本作のプロデューサー・髙橋大典が2021年にあるTV番組で次に挑戦したいこととして「映画監督」と発言したゆりやんを観て企画を始動させ、撮影までの約1年間、ゆりやんと頻繁に会って恋バナを聞き続けたという、ゆりやんの実際の恋愛経験が詰め込まれた作品となる。

 ゆりやん監督は、初の映画監督業に「昔から映画が大好きで、映画の世界に憧れがありました。この度、映画監督として初監督作品を完成できたことは大変嬉しくありがたく光栄な気持ちです。ありがとうございます。芸人としての姿を知ってくださっている方には新たな世界をお見せできたら嬉しいですし、これから知ってくださる方は、どうか映画をとにかく楽しんでいただけましたら幸いです!」とコメント。さらに、作品の内容に関して「この映画は、私の実際の恋愛を基にしたものです。もし、今まで私を振ってくれた男性方がいなかったらこの映画はこの世にはありませんでした。本当にありがとうございます! よかったです!!! 振ってくれて!!!!!」と語っている。

 また、本作がアメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスで9月に開催される「第13回Beyond Fest」にてワールドプレミアされることも決定。ホラー、SF、ファンタジー、ブラックコメディなどのジャンル映画の上映に重点を置くこの映画祭のメイン会場は、ハリウッドで100年以上の歴史を誇る映画の殿堂・エジプシャンシアターで、公式スポンサーは『パラサイト 半地下の家族』や『ANORA アノーラ』などの配給で知られる「NEON」が務めている。

 本作の選定理由について、作品選定責任者のエヴリム・エルソイは、「『禍禍女』はまさに“とんでもない大発見”だ。映画祭のプログラマーが常に『こんな作品と出会いたい』と願ってやまないような一本。恐怖と奇抜さ、その両面が見事に同居している本作は、映画界に登場した新たな才能の鮮烈なデビューを、まさに衝撃とともに告げるものだ。BeyondFest がこの作品を世界に先駆けて紹介できることを、心から誇りに思う」とコメントを寄せ、ゆりやん監督は「映画祭で上映いただけること、まさか初めての映画祭がLAで参加させていただけるということ、本当に光栄で身の引き締まる思いです。ウエストの引き締まる思いです」と持ち前のユーモアを交えて喜びを語っている。

映画『禍禍女』特報映像

 あわせて公開された特報映像には、真っ赤なリップが塗られた女性や金髪の女性、制服姿の女子たちが映し出され、口々に「禍禍女」と囁く、どこかおどろおどろしくもインパクトのある映像となっている。さらに「監督は誰?」と英語で問われると、真っ赤なリップの女性の正体が明かされ、ゆりやんが登場。記者会見のようにゆりやんを囲むカメラマンや記者たちに、得意げに対応する姿はまさに映画監督だ。そして最後は、実際の撮影現場で「よーい、スタート」と声を上げるゆりやんの姿で締めくくられている。

 また、笑顔のゆりやんの姿が捉えられ、「次は映画監督!」と大きく書かれたティザービジュアルも公開。映画監督デビューを高らかにと宣言するような、今のゆりやんの勢いを感じるビジュアルとなっている。

コメント

髙橋大典(プロデューサー/K2 Pictures)

天才・ゆりやんレトリィバァの独創的な感性が、映画監督という新たな表現領域でついに爆発します。
ゆりやん自身に見え隠れする「禍禍しさ」を恐ろしく煮詰めて、芸人として鍛え抜かれたとっておきのユーモアと、時にヒリつくような人間観察力をフル稼働し、新たなエンターテイメント作品に昇華していただきました。恋愛、恐怖、笑い……普段交わることのないジャンルを無尽蔵に横断する強烈な一撃が、世界に放たれる瞬間に立ち会うことができ、プロデューサーとして心から嬉しいです。ゆりやんからわき出る得体のしれない面白さをぜひ劇場で体験ください! とにかく、沢山の人達に観てもらうのが楽しみで仕方ないです! 映画『禍禍女』ご期待ください。

ゆりやんレトリィバァ(監督)

昔から映画が大好きで、映画の世界に憧れがありました。
この度、映画監督として初監督作品を完成できたことは大変嬉しくありがたく光栄な気持ちです。ありがとうございます。
芸人としての姿を知ってくださっている方には新たな世界をお見せできたら嬉しいですし、これから知ってくださる方は、どうか映画をとにかく楽しんでいただけましたら幸いです! この映画は、私の実際の恋愛を基にしたものです。もし、今まで私を振ってくれた男性方がいなかったらこの映画はこの世にはありませんでした。本当にありがとうございます! よかったです!!! 振ってくれて!!!!!
ありがとう!!!!!! ハリウッドいきたい!
よろしくお願いいたします! ぜひご覧ください!

■公開情報
『禍禍女』
2026年公開
監督:ゆりやんレトリィバァ
企画・プロデュース:髙橋大典(K2 Pictures)
配給:K2Pictures
©K2P
公式サイト:https://k2pic.com/film/mmo
公式X(旧Twitter):https://x.com/mag_mag_pr
公式Instagram:https://www.instagram.com/mag_mag_pr/

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