野呂佳代、『フェイクマミー』波瑠との共演に緊張? AKB出身の川栄李奈には「心が落ち着く」

野呂佳代、『フェイクマミー』出演を語る

 波瑠と川栄李奈がW主演を務める金曜ドラマ『フェイクマミー』(TBS系)に出演中の野呂佳代のインタビューコメントが公開された。

 本作は、次世代を担う脚本家の発掘・育成を目的としたプロジェクト「TBS NEXT WRITERS CHALLENGE」の第1回で大賞を受賞した園村三の『フェイク・マミー』をドラマ化するファミリークライムエンターテインメント。正反対の人生を歩んできた2人の女性が、子どもの未来のために“母親のなりすまし”という禁断の契約を結ぶ。

 W主演を務める波瑠と川栄のほか、向井康二(Snow Man)、中村蒼、池村碧彩、田中みな実、笠松将、野呂佳代、橋本マナミ、中田クルミが出演する。

 野呂が演じるのは、規律と伝統を重んじる名門私立・柳和学園小学校の保護者組織「柳和会」会長・九条玲香。夫が文部科学大臣という後ろ盾もあり、柳和学園内ヒエラルキーのトップに君臨する。

 野呂は、脚本を読んだ際の印象について、好きなドラマという『スウィート・ホーム』(1994年/TBS系)を挙げながら「『フェイクマミー』は、このドラマと近い部分もあるので、脚本を読んでいてとてもワクワクしました。とにかく頑張ろう! って思いましたね」とコメント。

 演じる九条玲香という役柄は、「自分とは真逆過ぎて」と笑う野呂。そんなキャラクターを演じるにあたり「まずは子どものお受験というものがまったく分からなかったので、子どものお受験を経験した友達に取材させてもらったり、賢いお仕事をしている方のYouTubeを見たり、子育てについて語っているインフルエンサーの方の動画を見たり。そうやって学んだことに、自分なりにオリジナリティを加えた」とさまざまな“準備”をしたことを明かした。

 さらに、玲香は“クセ強”な性格であるが、「クセが強いキャラクターを演じるのは好き」という野呂は「どのくらいクセの強さが求められているかは作品の世界観によって違うので、撮影が始まる前に聞きました」と冷静。今回の役は「面白く作る時は強めに、普通の時は目立ち過ぎないようにというバランス感を大切に演じています」と語った。

 玲香が会長を務める「柳和会」には「嫌です、入りたくないです」と笑う野呂。もし入ったとしたらポジションとしては「強いて言えば賑やかしですよね」と言いつつ、「第4話では学園で開催される保護者主催の特大イベント“ファミリーデー”が舞台になるんですけど、そこで薫が田中みな実さん演じる(本橋)さゆりを助けようとサポートする、みたいな場面があるんです。そういうポジションだったらできるかもしれないです」と話した。

 撮影現場では「“柳和会”の“三羽烏”の園田美羽を演じる橋本マナミさんと、白河詩織を演じる中田クルミさんといることが多いので、3人でずっとしゃべっています」と言う野呂。

 W主演の波瑠とは、何度も共演しており親交も深いが「先日、お互い意見を言い合うシーンの撮影があったのですが、すごく緊張しちゃって」と意外なエピソードが。「私が今、こうやってドラマにたくさん出られるようになったのは、波瑠ちゃんと共演した『Night Doctor』(2021年/フジテレビ系)というドラマがきっかけだったと自分では思っているんです。だから、そういうことも考えちゃって。波瑠ちゃんと対峙するようなシーンを演じて、こういう気持ちになるんだということは新しい発見でした」と自身の新たな一面を発見したそう。

 一方、同じAKB48出身の川栄との共演については「りっちゃんに対しては緊張しなくて(笑) 対立するというより、ちょっと面白くなるシーンを先に撮ったからかもしれないですが、楽しかったです。変な安心感というか、やっぱり出身が一緒ということもあって、心が落ち着くんですよね」と安心感を持ちながら演じられたという。

 最後に、野呂は第4話の見どころについて、「第4話では初めていろいろなキャラクターが一堂に会するので、ここからまた波乱が巻き起こっていくんだろうなというストーリーになっています。三羽烏と薫たちとの関係がどうなっていくのか。ぜひ、そういったところに注目していただきたいです」と呼びかけた。

野呂佳代(九条玲香役)コメント

脚本を読んだ時の印象

私は昔から『スウィート・ホーム』(1994年)という子どものお受験ドラマがすごく好きで、今でも年に1回は必ず通しで見ているんです。子どものお受験を題材にいろいろな性格のお母さんたちや子どもたちが登場する物語なんですけど、このドラマの世界観が大好きで。『フェイクマミー』は、お受験が終わってからのお話ですが、このドラマと近い部分もあるので、脚本を読んでいてとてもワクワクしました。とにかく頑張ろう!って思いましたね。

演じる九条玲香の印象

自分とは真逆過ぎて(笑) 私は普段、ラフな感じで生きているタイプなので、品格とかいろいろと学ぶ必要があるなと。でも真逆の人物だからこそ、演じるのはすごく楽しみだなと思いました。

自分とは真逆のキャラクターを演じるにあたり準備したこと

まずは子どものお受験というものがまったく分からなかったので、子どものお受験を経験した友達に取材させてもらったり、あとはおぎやはぎ・小木(博明)さんともともと仲が良いんですけど、小木さんの奥さんがすごくいろいろなこと知っている方なので、お話を聞きに行きました。他にも賢いお仕事をしている方のYouTubeを見たり、子育てについて語っているインフルエンサーの方の動画を見たり。そうやって学んだことに、自分なりにオリジナリティを加えたのが九条玲香というキャラクターになっています。

玲香は“クセ強”なキャラクターについて

クセが強いキャラクターを演じるのは好きなんです。だけど、どのくらいクセの強さが求められているかは作品の世界観によって違うので、撮影が始まる前に聞きました。今回の役は極端に強過ぎるクセではないとのことだったので、面白く作る時は強めに、普通の時は目立ち過ぎないようにというバランス感を大切に演じています。

自身が「柳和会」に入ったら?

嫌です、入りたくないです(笑)。強いて言えば賑やかしですよね。あと、第4話では学園で開催される保護者主催の特大イベント“ファミリーデー”が舞台になるんですけど、そこで薫が田中みな実さん演じる(本橋)さゆりを助けようとサポートする、みたいな場面があるんです。そういうポジションだったらできるかもしれないです。薫ほど自分は正義感が強いかは分からないですけど、人を助けたいとか、何かしら関わりたいタイプではあるので。

撮影現場の雰囲気について

とても面白いです。「柳和会」の“三羽烏”の園田美羽を演じる橋本マナミさんと、白河詩織を演じる中田クルミさんといることが多いので、3人でずっとしゃべっています。撮影の相談とかももちろんしますし。波瑠ちゃんや、今回から「りっちゃん」って呼ぶことにしたんですけど、川栄李奈ちゃんたちもいる時は、逆にうるさ過ぎて迷惑じゃないかな?って思うぐらい、とにかく楽しくやっています。

親交も深い、波瑠との共演について

波瑠ちゃんとはいつもゲームをやったりするので、撮影が始まってからもゲームのボイスチャットでつながっていろいろお話はしました。 先日、お互い意見を言い合うシーンの撮影があったのですが、すごく緊張しちゃって。撮影が始まる前までは、お互い目を合わせて「大丈夫」って言っていたのに、リハーサルが始まったら急にすごく緊張しちゃいました。
私が今、こうやってドラマにたくさん出られるようになったのは、波瑠ちゃんと共演した『Night Doctor』(2021年/フジテレビ系)というドラマがきっかけだったと自分では思っているんです。だから、そういうことも考えちゃって。波瑠ちゃんと対峙するようなシーンを演じて、こういう気持ちになるんだということは新しい発見でした。緊張はしましたけど、撮影自体はすごく楽しかったです。

同じAKB48出身・川栄李奈との共演について

りっちゃんは卒業生の中でもすごく素晴らしい活躍をしていて、尊敬できる部分がたくさんあるというのは、本人には言っていないですがよく他のメンバーとも話しています。グループで一緒だった時期はあまりないのでこれまで一緒に仕事をしたことも数えられるくらい。今回一緒にやってみてすごく明るくてハキハキしていて、場を和ませる力が素晴らしいなと思いました。女優としても、前から勝手にお姉さんとかファンみたいに見守っていたんですけど、改めて撮影現場で一緒になって「やっぱりこの子はすごいな」って思いました。

川栄との撮影について

それが、りっちゃんに対しては緊張しなくて(笑)。対立するというより、ちょっと面白くなるシーンを先に撮ったからかもしれないですが、楽しかったです。変な安心感というか、やっぱり出身が一緒ということもあって、心が落ち着くんですよね。だから、すごくいい安心感を抱きながら演じられたんだと思います。

今後の撮影で楽しみにしていること

(黒木竜馬役の)向井(康二)さんとは今のところ撮影でお会いする機会がなくて。前にSnow Man さんの番組に出演したこともあるんですけど、その時は私が大勢のゲストの中の一人という感じだったのでちゃんとお話できていないんです。向井さんはいろいろなバラエティ番組にも出演している方なので、お話ができるタイミングがあったらうれしいなと思います。今回の共演を機に仲良くなれたらうれしいです。

第4話の見どころについて

第4話では初めていろいろなキャラクターが一堂に会するので、ここからまた波乱が巻き起こっていくんだろうなというストーリーになっています。三羽烏と薫たちとの関係がどうなっていくのか。ぜひ、そういったところに注目していただきたいです。

『フェイクマミー』の画像

金曜ドラマ『フェイクマミー』

「TBS NEXT WRITERS CHALLENGE」第1回大賞作をドラマ化。正反対の人生を歩んできた2人の女性が、子どもの未来のために“母親のなりすまし”という禁断の契約を結ぶ。

■放送情報
金曜ドラマ『フェイクマミー』
TBS系にて、毎週金曜22:00〜22:54放送
出演:波瑠、川栄李奈、向井康二(Snow Man)、中村蒼、野呂佳代、池村碧彩、橋本マナミ、中田クルミ、 津田篤宏(ダイアン)、筒井真理子、利重剛、若林時英、宮尾俊太郎、朝井大智、筧美和子、浅川梨奈、笠松将、田中みな実
脚本:園村三
演出:ジョンウンヒ、嶋田広野、宮﨑萌加
主題歌:ちゃんみな「i love you」(NO LABEL MUSIC / Sony Music Labels Inc.)
プロデュース:韓哲、中西真央、唯野友歩
©︎TBS
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/fakemommy_tbs/
公式X(旧Twitter):@fake_mommy_tbs
公式Instagram:fake_mommy_tbs
公式TikTok:@fake_mommy_tbs

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