北田祥一郎×波岡一喜が太鼓判! 『牙狼<GARO> TAIGA』は「面白いと断言できる」

“運”を掴むために欠かせない“準備”
――完成した作品をご覧になって、率直な感想はいかがでしたか?
波岡:正直に言って、めちゃくちゃ面白かった。僕、自分の出ている作品って普段あまり褒めないんですよ。でも、この劇場版『牙狼<GARO> TAIGA』は手放しに面白いと断言できる。これを観て感動しなかったり、「つまらなかったね」って言う人がもしいたら、その人はもう感性が壊れてるんじゃないかって思うくらい(笑)。本当にそれぐらいの作品だと思っています。
北田:僕も、撮影している時は不安でいっぱいだったんですけど、完成した作品を初めて試写で観たとき、一人の観客として「本当に面白いな」って感じました。『牙狼<GARO>』という名前だけ知っている、という方にもすごく観やすい作品になっていると思います。この映画は、いわばエピソード0に近い物語なので、ここから入っていただいて、過去のシリーズも観ていただけたらすごく嬉しいです。

――本作は、シリーズファンはもちろん、初めて『牙狼<GARO>』に触れる人も楽しめる作品になっていますよね。
波岡:間違いないです。全然いらない。過去作を観てなくても、100%楽しめます。親と子の物語でもあるし、いろんな家族の形が描かれている。誰が観ても感情移入できる部分がたくさんあるはずです。
北田:この作品は、僕の代表作になると思っています。ぜひ劇場でこの迫力を体感してほしいです。そして、僕のことも、『牙狼<GARO>』という素晴らしい作品のことも、もっと知っていただけたら嬉しいです。

波岡:僕が言いたいことは一つだけです。とりあえず、観てみてください。この記事を読んで、「本当かよ?」って思ったなら、ぜひ劇場で確かめてほしい。もし、観た上で「面白くなかった」という人がいたら、僕のSNSに直接苦情を送ってきてくれて構いません。「観たけど、面白くなかったよ」という意見は、僕が全部受け付けます。でも、「観る前から面白くないかも」っていうのは受け付けない。表出ろってなります(笑)。それぐらいの覚悟と自信を持って、この作品を世に送り出します。間違いなく面白いです。

――北田さんは今、俳優としてまさにスタートラインに立ったところだと思います。長くこの世界で活躍されている波岡さんから、何かアドバイスはありますか?
波岡:そんなのないですよ、運ですから(笑)。この仕事は99%が運。この映画を観て「いいな」と思ってくれる人がいるかどうかも運だし、そこから次の仕事に繋がるかも運。ただ、その転がってきた運を掴むための「準備」だけは、日頃からしておかないといけない。いろんなものを観ておくこと、いろんな人と出会っておくこと。どこでどう繋がるか分からないから、常にアンテナを張って種をまいておく作業は、ずっと続けていかないと、と思っています。
北田:ありがとうございます。この現場で学んだことも、波岡さんの言葉も、絶対に忘れません!

――波岡さんご自身も、そうやってキャリアを築いてこられた。
波岡:僕なんて、27歳までバイトしていましたからね。『電車男』(2005年)に出ながら、撮影が終わったらバイトに行く、みたいな生活でした。やっと役者だけでご飯が食べられるようになったのがそれが終わった頃。だから、彼はまさにここから。この大きなチャンスを次に繋げられるかどうか、大事な時期だと思います。
北田:また波岡さんと共演できるようにこれからも頑張ります。
■公開情報
劇場版『牙狼<GARO> TAIGA』
新宿バルト9ほかにて公開中
出演 :北田祥一郎、神嶋里花、波岡一喜、ひょうろく、肥後克広、影山ヒロノブ、瀬戸利樹
原作・脚本・監督:雨宮慶太
エグゼクティヴ・プロデューサー:二宮清隆
プロデューサー:安養寺紗季
ラインプロデューサー:阿久根裕行
アクション監督:鈴村正樹
音楽プロデューサー:井上俊次
音楽:栗山善親、寺田志保
撮影:長野泰隆
照明:吉角荘介
録音:石寺健一
美術:遠藤剛
スタイリスト:黒田匡彦
ヘアメイク:山井優
特殊衣装製作:JAP工房
特殊造形統制:中田彰輝
特殊メイク:Amazing JIRO
キャスティング:山口正志
編集:長坂智樹
VFXスーパーバイザー:鹿角剛、中川茂之
フィニッシングエディター:岡本義典
カラリスト:田中諭
音響調整:浅川祥幸
サウンドデザイン:加藤博紀
スクリプター:栗原節子
助監督:松田康洋
制作担当:石橋陸
主題歌:JAM Project「TAIGA~守りし者よ風の如く~」
特別協力:サンセイアールアンドディ
配給:東映ビデオ
製作/制作:東北新社
©2025「TAIGA」雨宮慶太/東北新社
公式サイト:https://garo-project.jp/TAIGA/

























