北田祥一郎、波岡一喜らが『牙狼<GARO> TAIGA』に絶大な自信 「本当に面白いです!」

特撮シリーズ『牙狼<GARO>』の20周年記念作品となる劇場版『牙狼<GARO> TAIGA』のプレミア上映会が9月9日に新宿バルト9で開催され、主演の北田祥一郎、共演の神嶋里花、波岡一喜、瀬戸利樹、雨宮慶太監督が舞台挨拶に登壇した。
本作は、シリーズ最初の主人公・冴島鋼牙の父である冴島大河の若き日を描く物語。イベント当日の9月9日は、作中の「鎧の装着限界時間99.9秒」にちなんで選ばれた。

主人公・冴島大河役を務めた北田は、満員の客席を前に「初めての映画出演で、初主演もやらせていただいて、右も左も分からない中、皆様に本当に支えていただいて、何とか撮り終えることができました。こうして皆さんにお届けできることを本当にうれしく思います」と挨拶。映画初出演にして初主演という大役を務め上げた心境と、周囲への感謝を述べた。
雨宮監督は、北田の起用理由について、事前に描いていたラフ絵のイメージに似ていたからだと明かし、「本当にきちんと形になって、カッコいい大河になってくれました」と太鼓判を押した。

雨宮監督は、長年のファンだけでなく、本作で初めて『牙狼<GARO>』に触れる観客に向けて、「『牙狼<GARO>』を観てきた人はもちろん楽しめると思うんですけども、全くそうでない人にも楽しめる作品になっていると思います」と語り、「『牙狼<GARO>』を今日観るのが初めての方はいます? あ、いますね。ラッキーですね。この作品を観終わった後に、これから自分の好きな『牙狼<GARO>』を探す、すごく素敵な旅が始まりますから」と、20年にわたるシリーズの奥深さへの入り口となる作品であるとアピールした。

舞台挨拶では、撮影時のエピソードも次々と披露された。聖獣の祠に仕える魔戒導師・吹奇を演じた神嶋は、劇中で着用した衣装を絶賛。「吹奇のスカートの部分に雨宮監督による直筆の書が刺繍がされているんです。本当に一つ一つ細かく作られていて素敵でした」と、細部にまで込められたこだわりを明かした。

大河と師弟関係を築く四神の一角を担う風の力を操る聖獣・白虎を演じた波岡は、本作の脚本の面白さを熱弁。「本当に面白いです。映画を観て、万が一面白くなかった場合は僕に苦情ください! しっかり受け止めるので。それぐらい僕は本作にとてつもない自信があります」と宣言し、会場を沸かせた。

大河たちと戦う蛇道を演じた瀬戸は、本作が初めての悪役への挑戦だったという。「僕の中ではもうちょっと年上の方で、オーラが出ている方がいいんじゃないかなって最初は思っちゃいました」と当初の戸惑いを明かしつつも、「歴史あるシリーズに出演させていただけて、本当に良かったなと思いました」と振り返った。
最後に、北田は観客に向けて、「本当に自信を持ってすごくいい作品と思える作品です。そんな作品に出会うことができ、本当に胸がいっぱいの気持ちです。ぜひ皆さんの力で『牙狼<GARO> TAIGA』を盛り上げていってくださるとすごく励みになります」と呼びかけた。
雨宮監督は「今まで『牙狼<GARO>』は何本も作ってきたんですけども、その中でも一番愛すべきというか、愛らしいというか、非常に大事な作品にできたなという自負はあります」と作品への強い思いを語り、「もう一度このメンバーで仕事がしたいです。そのためにも、これからも応援よろしくお願いします」と締めくくった。
■公開情報
劇場版『牙狼<GARO> TAIGA』
10月17日(金)より新宿バルト9ほかにて劇場公開
出演 :北田祥一郎、神嶋里花、波岡一喜、ひょうろく、肥後克広、影山ヒロノブ、瀬戸利樹
原作・脚本・監督:雨宮慶太
エグゼクティヴ・プロデューサー:二宮清隆
プロデューサー:安養寺紗季
ラインプロデューサー:阿久根裕行
アクション監督:鈴村正樹
音楽プロデューサー:井上俊次
音楽:栗山善親、寺田志保
撮影:長野泰隆
照明:吉角荘介
録音:石寺健一
美術:遠藤剛
スタイリスト:黒田匡彦
ヘアメイク:山井優
特殊衣装製作:JAP工房
特殊造形統制:中田彰輝
特殊メイク:Amazing JIRO
キャスティング:山口正志
編集:長坂智樹
VFXスーパーバイザー:鹿角剛、中川茂之
フィニッシングエディター:岡本義典
カラリスト:田中諭
音響調整:浅川祥幸
サウンドデザイン:加藤博紀
スクリプター:栗原節子
助監督:松田康洋
制作担当:石橋陸
主題歌:JAM Project「TAIGA~守りし者よ風の如く~」
特別協力:サンセイアールアンドディ
配給:東映ビデオ
製作/制作:東北新社
©2025「TAIGA」雨宮慶太/東北新社
公式サイト:https://garo-project.jp/TAIGA/





















