『ブラックフォン 2』11月21日公開決定 イーサン・ホークの怪演が垣間見える予告編も

ブラムハウス・プロダクションズによるサイコスリラー『ブラックフォン』の続編『BLACK PHONE 2(原題)』が映画『ブラックフォン 2』として、11月21日より日本公開されることが決定。あわせて日本版予告編とポスタービジュアル、場面写真が公開された。
『M3GAN/ミーガン』、『ハッピー・デス・デイ』など、ホラー界を牽引するブラムハウスが製作、『ドクター・ストレンジ』、『エミリー・ローズ』、『フッテージ』のスコット・デリクソンが監督を務めた『ブラック・フォン』(2022年)。全世界で1億6,000万ドルを超える大ヒットを記録した前作では、子供の連続失踪事件が多発するコロラド州の町を舞台に、断線した黒電話に届く「死者からのメッセージ」を頼りに、監禁されたひとりの少年が連続殺人鬼の家から脱出に挑む、予測不能の恐怖と狂気で満ち満ちた物語が描かれた。
今もあの地下室のトラウマに苦しむ17歳になったフィニーと、意志の強い少女へと成長した15歳になった妹のグウェン。夜な夜な3人の子どもが殺される悪夢を見るグウェンの説得で、現場となったウィンターキャンプの地へ向かった彼らが突き止めたのは、グラバーと自分たちの家族を結びつける、あまりにもおぞましい真実だった。死してより強力になった最恐のサイコキラーに、フィニーとグウェンの兄妹はどのようにたち向かうのか。
殺人鬼グラバー役には、4度のアカデミー賞ノミネートを誇る俳優イーサン・ホークが続投。本作では死を超越したサイコキラーとして、サイキック兄妹の前に立ちはだかる。グラバーに立ち向かうフィニー役を続投するのは、アニメーションシリーズの実写化映画『ヒックとドラゴン』(2025年)の主人公ヒック役を射止め、『Regretting You(原題)』(2025年)など立て続けに主演作が公開するメイソン・テムズ。フィニーの妹・グウェン役は、『死霊館』ユニバースの『ラ・ヨローナ〜泣く女〜』(2019年)の主人公の娘エイプリル役、ディズニー&ピクサー『トイ・ストーリー4』(2019年)でボニーの声を担当したマデリーン・マックグロウが続投する。
脇を固めるキャストには、『明日を継ぐために』(2011年)でアカデミー賞主演男優賞にノミネートを果たしたデミアン・ビチル。ジェイソン・ステイサム主演『ワーキングマン』(2026年)への出演が決定しているアリアンナ・リヴァス。そして、フィニーとグウェンの父親役は前作に引き続き再びジェレミー・デイビスが演じる。前作に続いてデリクソンが監督を務め、ジェイソン・ブラムが製作。共同脚本・製作にC.ロバート・カーギル、キャラクター原案・原作は、スティーヴン・キングの息子で、「黒電話」の小説家ジョー・ヒルとなる。
公開されたポスタービジュアルでは、凍てついたマスクを被り、電話ボックスの外からかつて自身を葬った主人公フィニーを間近で凝視するグラバーの姿が写し出されている。
あわせて公開された日本版予告編では、グラバーが夢と現実の両側からサイキック兄妹を執拗に追い詰める姿が捉えられている。白銀の世界にぽつりと置かれた電話ボックスや、「故障中」と貼られた<黒電話>。前作でも、予知夢によってフィニーを捜索した妹グウェンが「恐ろしい夢を見たの」と告げる不穏な一言。公衆電話の異様に鳴り続ける黒電話に、堪らずフィニーが受話器を手に取り耳に当てると、死闘の末に葬り去ったはずの連続殺人鬼グラバーが、「物語は完結したと思うか?」と不気味に問いかけるのだった。グウェンの悲鳴、幽霊として現れる子どもたち、手斧や怪奇現象によって襲われる兄妹の姿が次々と映し出された映像となっている。


■公開情報
『ブラックフォン 2』
11月21日(金)劇場公開
出演:イーサン・ホーク、メイソン・テムズ、マデリーン・マックグロウ、デミアン・ビチル、ミゲル・モラ、ジェレミー・デイビス、アリアンナ・リヴァス
監督:スコット・デリクソン
脚本:スコット・デリクソン、C.ロバート・カーギル
原作キャラクター:ジョー・ヒル
製作:ジェイソン・ブラム、スコット・デリクソン、C.ロバート・カーギル
製作総指揮:ジョー・ヒル、アダム・ヘンドリックス、ライアン・チュレック
提供:ユニバーサル・ピクチャーズ
配給:東宝東和
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公式サイト:https://www.universalpictures.jp/micro/blackphone2






















