ピーター・パンのホラー映画『ネバーランド・ナイトメア』11月7日公開 不気味な特報映像も

『ネバーランド・ナイトメア』11月7日公開へ

 児童文学『ピーター・パンとウェンディ』をホラー映画として実写化した『Peter Pan's Neverland Nightmare(原題)』が、『ネバーランド・ナイトメア』の邦題で11月7日に公開されることが決定。あわせてティザービジュアルと特報映像が公開された。

 原作は、ディズニーの長編アニメーション映画『ピーター・パン』(1953年)の元にもなった、スコットランドの作家ジェームズ・マシュー・バリーが1904年に発表した戯曲『ピーター・パン:大人にならない少年』および小説『ピーターとウェンディ』。本作は、そんな『ピーターとウェンディ』を真っ赤に染め上げ、児童誘拐・無差別殺人に励む狂気を宿した殺人鬼として転生した闇落ちピーター・パンによる、スプラッシャーホラーだ。

 監督を務めたのは、『プー あくまのくまさん』でプロデューサー、『プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち』で主演のクリストファー・ロビン役とプロデューサーを務めたスコット・チェンバース。同作の監督を務めたリース・フレイク=ウォーターフィールドがプロデューサーを務めた。また、特殊メイクを『ハリー・ポッター』のヴォルデモート卿や『スター・ウォーズ』を手がけたショーン・ハリソンが担当した。

 彼氏とロンドンへの移住計画を立てていた、大学生のウェンディ。ある日、弟のマイケルが、かつて世間を震え上がらせた凶悪誘拐犯“ピーター・パン”にさらわれてしまう。ウェンディは、神出鬼没のピーターの行方を追い、弟を救い出そうとするが……。妖精の粉を注射し、街中へ飛び出し、子どもの誘拐と殺人を繰り返すピーター・パン。子どもも大人も、次々と夢の国“ネバーランド”へ旅立たせていく。

 凶悪誘拐犯のピーター・パンを演じたのは、2022年のオーディション番組『ブリテンズ・ゴッド・タレント』へ出場し、恐ろしい“魔女”の姿を披露したマーティン・ポートロック。

映画『ネバーランド・ナイトメア』特報

 公開された特報映像では、逆光の中たたずむピエロのような顔をしたピーター・パンの姿とともに、「かつて空を飛びたいと願った、大人になった〈子供〉たちへー」というテロップが表示される。その後、襲い来るピーターの姿が映し出され、これから始まる悪夢を予感させる。

 あわせて公開されたティザービジュアルには、よく知る面影を一切失ったピーター・パンが、床下から何かを狙う姿が写し出されており、「いらっしゃい、最悪の夢の国へ」というコピーが添えられた不気味な仕上がりとなっている。

■公開情報
『ネバーランド・ナイトメア』
11月7日(金)より、新宿ピカデリーほか全国公開
出演:ミーガン・プラシート、マーティン・ポートロック
監督・脚本:スコット・チェンバース
プロデューサー:リース・フレイク=ウォーターフィールド 
配給:ライツキューブ
2025年/イギリス/英語/89分/シネスコ/5.1ch/原題:Peter Pan's Neverland Nightmare/日本語字幕:宮崎香奈子
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