菊川怜、15年ぶりの映画で“日本酒オタク”に　『種まく旅人』予告編＆ポスター公開

　菊川怜主演映画『種まく旅人～醪のささやき～』の公開日が10月10日に決定し、あわせて予告編とポスタービジュアルが公開された。

　食を支える日本の第一次産業を応援するために、「映画を通して第一次産業の素晴らしさや豊かさを伝えていきたい」という想いのもとに製作が始まった『種まく旅人』シリーズ。シリーズ5作目となる本作は、兵庫県淡路島を舞台に、淡路島で作られる日本酒と兵庫県を代表的な産地とする酒米・山田錦にフォーカスし、そこにかかわる人々のものづくりの精神と現場で起きている問題や葛藤がリアルに描かれる。

　主演を務めるのは、2024年に芸能活動に本格復帰し、『買われた男』（テレビ大阪）で8年ぶりのドラマ出演を果たした菊川。15年ぶりの映画出演となる本作で、日本酒を愛する農水省の地域調査官・神崎理恵を演じる。共演には金子隼也、清水くるみ、朝井大智、山口いづみ、たかお鷹、白石加代子、升毅、永島敏行らが名を連ね、本作がシリーズ2作目の監督となる篠原哲雄がメガホンを取った。

　公開された予告編では、菊川演じる“日本酒オタク”の異名をとる農林水産省官僚の神崎理恵が、老舗酒造の伝統を未来へ伝え、直面する問題に真摯に向き合う姿が映し出されている。跡継ぎ問題、後継者の育成、伝統の継承など、神崎が目の当たりにした日本酒産業が直面するさまざまな問題や課題。それでも「人一倍、日本酒を愛してる」と、伝統を守る人々の想いを未来へと繋いでいこうと奮闘する彼女の熱意が、徐々に周りの人間に伝わっていくさまが描かれている。

　あわせて公開されたポスタービジュアルでは、「人々の想い。土地の願い。伝統を重んじて、未来へ繋いでいく。」というキャッチコピーとともに、老舗日本酒酒蔵に携わる面々の真剣な眼差しが写し出されている。

■公開情報
『種まく旅人～醪のささやき～』
10月10日（金）TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
出演：菊川怜、金子隼也、清水くるみ、朝井大智、山口いづみ、たかお鷹、白石加代子、升毅、永島敏行
監督：篠原哲雄
エグゼクティブプロデューサー：北川淳一 
製作：北川オフィス
制作プロダクション：エネット
配給：アークエンタテインメント
©2025「種まく旅人」北川オフィス
公式サイト：https://tanemaku-tabibito-moromi.com/