松たか子、『しあわせな結婚』の反響語る “ネルラ食い”も「面白がっていただけてうれしい」

テレビ朝日系木曜ドラマ『しあわせな結婚』第3話の放送を前に、松たか子からコメントが寄せられた。
本作は、NHK大河ドラマ『光る君へ』(2024年)以降、初の連続ドラマとなる大石静が脚本を手がける、夫婦の愛を問う“完全オリジナルホームドラマ”であり、令和の“マリッジ・サスペンス”。テレビ朝日の連続ドラマ初主演となる阿部が主演を務め、本作のカギを握るミステリアスな妻役として、大石作品およびテレビ朝日の連続ドラマ初出演の松が出演する。
弁護士・原田幸太郎(阿部サダヲ)は、刑事・黒川竜司(杉野遥亮)から15年前、妻・ネルラ(松たか子)の元婚約者・布勢(玉置玲央)が死亡した事件について聞かされ、なぜネルラは事件のことを黙っているのか悶々としながら眠れない夜を過ごしていたが、第2話でようやく重い口を開いたネルラ本人の口から15年前の事件について聞かされた。帰宅した幸太郎に買ったばかりのワンピースを見せてはしゃぐネルラが突然「わたしを人殺しだと思ってる?」と問いかけたところから始まるラスト10分、ついに自ら布勢との出会いから事件の日までのことを語りはじめる。画家としてスランプに陥った布勢がネルラを道連れにして死のうと襲い掛かってきたこと、そしてもみ合いになり、突き飛ばされて頭を打ってからの記憶がないこと。「わたしが殺したか、殺してないかはわからないけど、でも、彼を破滅させたのは、わたしだと思う」と語ったネルラは、彼の死以降、自分の望みやしあわせを求めないと決め、これまで自分を罰して生きてきたのだった。
「しあわせになりたいなんて、望んだことが間違いだったの」と絶望するネルラを、夫として守り抜く決意を固める幸太郎。しかし、真実を追求し、公益を守るために法律を運用する法律家が生き方を変えられるのかとネルラに詰め寄られ、気持ちが揺らいでいることを自覚する。第3話ではそんな中、幸太郎が初めて鈴木家恒例の温泉旅行に参加することに。料理や温泉を満喫した夜、ネルラの父・鈴木寛(段田安則)に呼び出された幸太郎は、ネルラの生い立ちを知る。そして、寛から「どうかネルラを守り通してやってくれ」と懇願される。そして、週に一度の食事会や家族旅行に参加し、幸太郎が少しずつ家族として鈴木家になじみ始める中、レオの人脈で有名写真家にウエディング写真を撮影してもらうことになった2人。写真家の謎ディレクションに戸惑いながらも撮影は順調に進む。しかし、突然倒れてしまうネルラ。ついに明かされた妻の過去、その秘密を知っても妻を守る決意を固めた幸太郎。夫婦の絆が試される中、ネルラに悲劇が襲いかかる。
そんな第3話の放送を前に、ネルラ役の松からコメントが到着。SNSでの反響を受けて、松は「“ネルラ食い”は“お行儀的”には感心できない行動ですが、試したかったら試してみてください(笑)。でも変な歩き方をすると、本当に股関節を痛めますので、気を付けてください(笑)」とニッコリ。また、「1話2話の2人きりの長いシーンは、阿部さんとだから乗り越えられたと、感謝しています」と、10年ぶりに夫婦役を演じる阿部への信頼を口にした。
そして7月31日放送の第3話について、「私たちも毎話の展開に驚いております。第3話は今までよりもっと家族の中にいる幸太郎さんを見られます。電撃的に出会い、これまでネルラ一色だった幸太郎さんも、家族一人ひとりのことを、夫として、そして弁護士として見つめ始めます。1話、2話とは違う印象を感じていただけると思いますので、幸太郎さん目線で見ていただくのも面白いかもしれません」と見どころをアピールした。
そして、第3話も個性豊かなキャラクターが続々登場。TikTokなどで人気を博す「こねこフィルム」で「マリリン」の愛称でも親しまれる俳優・赤間麻里子が、鈴木家が訪れる旅館の女将役で出演。数々の作品で原案・企画・脚本・プロデューサー・出演などを務める今井隆文が、有名写真家トニー・リー役を演じる。
松たか子(鈴木ネルラ役)コメント

第1話のクロワッサンを食べるシーンや“股関節の女”を熱弁するシーンに対するSNSでの反響を知り、皆さんに面白がっていただけてとてもうれしいです。“ネルラ食い”は“お行儀的”には感心できない行動ですが、もし試したかったら試してみてください(笑)。でも変な歩き方をすると、本当に股関節を痛めますので、気を付けてください(笑)。
1話、2話に出てきた2人きりの長いシーンは、阿部さんとだから乗り越えられたな、と思います。どんなふうにやっても、阿部さんが幸太郎として話を聞いてくださるので感謝しています。見ている方が幸太郎とネルラ2人にしあわせになってほしいなと思ってくださっているなら、とてもうれしいです。
2人が恋人ではなく夫婦であることで、ひとりの秘密がひとりのものではなくなってくるんですが、それを幸太郎さんがどう受け止めていくのか、どう繋がっていくのかをご覧になっていただければと思います。
今夜放送の第3話には家族旅行のシーンが出てきます。旅館での食事シーンもあるんですが、“食べる担当”としては、金目鯛の煮つけがカットの繋がりを考えても食べやすそうだったんです。でもスタッフさん的には、あの一尾をそのまま映像に映したかったのか、食べられませんでした……それが若干心残りです(笑)。お家でも豪華な食卓なのですが、また違った雰囲気で食卓を囲めたのも印象的でした。
私たちも毎話の展開に驚いております。視聴者の皆さまも御一緒に驚きながら、楽しんでいただけているとしたら、作っている側としてはうれしい限りです。そして第3話では、今までよりもっと家族の中にいる幸太郎さんを見られます。電撃的に出会い、これまで“ネルラ一色”だった幸太郎さんも、家族一人ひとりのことを、夫として、そして弁護士として見つめ始めます。1話、2話とは違う印象を感じていただけると思いますので、幸太郎さん目線で見ていただくのも面白いかもしれません。
大石静が脚本を手がける、夫婦の愛を問う“完全オリジナルホームドラマ”であり、令和の“マリッジ・サスペンス”。主演を務める阿部サダヲと松たか子は、10年ぶりに夫婦役を演じる。
■放送情報
木曜ドラマ『しあわせな結婚』
テレビ朝日系にて、毎週木曜21:00~21:54放送
出演:阿部サダヲ、松たか子、板垣李光人、段田安則、岡部たかし、玉置玲央、金田哲、馬場徹、辻凪子、堀内敬子、小松和重、杉野遥亮
脚本:大石静
監督:黒崎博、星野和成、楢木野礼
ゼネラルプロデューサー:中川慎子(テレビ朝日)
プロデューサー:田中真由子(テレビ朝日)、山形亮介(テレビ朝日)、森田美桜(AOI Pro.)、大古場栄一(AOI Pro.)
音楽:世武裕子
主題歌:Oasis「Don’t Look Back In Anger」(Sony Music Labels Inc.)
制作協力:AOI Pro.
制作著作:テレビ朝日
©テレビ朝日
公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/shiawasena-kekkon/
公式X(旧Twitter):https://x.com/wasekon_tvasahi
公式Instagram:https://www.instagram.com/wasekon_tvasahi/
公式TikTok:https://www.tiktok.com/@wasekon_tvasahi



























