『あんぱん』『最後の鑑定人』で注目度急上昇 中沢元紀が視聴者を掴んで離さない理由

そして現在、ドラマ『最後の鑑定人』(フジテレビ系)では若手警察官の都丸勇人を演じている。鑑定所の研究員・柊子(白石麻衣)には「めっちゃ単純なタイプ」とすぐに分析されてしまうほどで、彼の姿からは溢れんばかりの捜査への熱意を感じることができる。感情を伝えるのには様々な表現方法があるが、中沢は表情、特に目元で表現するタイプだと感じた。『あんぱん』では力の抜けた柔らかい目だったのに対し、『最後の鑑定人』ではグッと力が入ってパワーがみなぎっている。どんな役柄にも溶け込むことができて、セリフだけでなく目元でも役柄の感情を表現できるからこそ、我々視聴者を物語に引き込んでくれるパワーがあるのだろう。

今年12月には映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』の公開を控えている中沢。公開されているビジュアルでは金髪姿で険しい表情を見せており、若手俳優陣と共に不良映画でどのような掛け合いを見せてくれるのか、期待が高まるばかりだ。また、11月には映画『君の顔では泣けない』で物語のキーパーソンを演じることも解禁された。『最後の鑑定人』を含め、これから映画・ドラマで最も活躍するであろう中沢元紀の多彩な姿を楽しみにしたい。
岩井圭也の同名小説を原作としたサイエンスミステリー。かつて科捜研のエースとして活躍し“最後の鑑定人”と呼ばれていた主人公が、科学的アプローチを駆使して難事件を解決に導いていく。
■放送情報
『最後の鑑定人』
フジテレビ系にて、毎週水曜22:00~22:54放送
出演:藤木直人、白石麻衣、迫田孝也、中沢元紀、阿部亮平、栗原類、松雪泰子ほか
原作:岩井圭也
脚本:及川拓郎、山崎太基、北浦勝大、青塚美穂
主題歌:矢沢永吉「真実」(Z+MUSIC/UNIVERSAL SIGMA)
音楽:橘麻美
演出:水田成英(FCC)、谷村政樹、清矢明子
プロデューサー:石原未菜、宮木正悟、郷田悠(FCC)
プロデュース協力:渡辺良介(大映テレビ)
制作協力:FCC
制作著作:フジテレビ
©︎フジテレビ
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