『南田南弁護士は天才肌』ヒットを確信した3つの理由 『ウ・ヨンウ』の大ファンが分析

『南田南』ヒットを確信した3つの理由

 世界的大ヒットを記録した韓国ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』の日本版リメイク『南田南弁護士は天才肌』(カンテレ・フジテレビ系)が、ついにスタートした。大きな期待と、少しの不安が入り混じるなかで迎えた第1話。結論から言えば、そんな不安は杞憂であった。本稿では、「これは、絶対にヒットする!」と確信した3つの理由を述べていく。

『南田南弁護士は天才肌』第1話

 まず、何といっても主演を務める芦田愛菜の圧巻の演技力。彼女が演じている南田南は、自閉症スペクトラム症の新人弁護士だ。驚異的な記憶力と独特の発想力を持つ一方で、人とのコミュニケーションが極端に苦手という難度の高い役どころだが、さすがは芦田である。視線の動かし方や、独特の間の取り方、細やかな仕草に至るまで、実に丁寧に演じている。

 また、特筆すべきは、単に原作の主人公を再現するのではなく、芦田ならではの南田南像を作り上げていること。原作でウ・ヨンウを演じたパク・ウンビンの演技は世界中の視聴者を魅力しただけに、どうしても比較されるのは避けられない。

『南田南弁護士は天才肌』第1話

 そんななか芦田は、ウ・ヨンウのピュアさや愛らしさ、独特の空気感など、守るべきところはしっかり受け継ぎながら、パク・ウンビン演技をなぞるだけにとどまっていない。随所に芦田ならではのエッセンスを加えることで、南田南という新たな人物像を確立させているのだ。

 原作に寄せすぎず、かといって離れすぎない。この塩梅が見事に絶妙で、原作ファンとしても思わず唸らされた。

『南田南弁護士は天才肌』第1話

 2つ目は、高橋文哉がもたらす胸キュン要素。彼が演じている船井湊人は、爽やかなルックスと心優しい性格で、誰からも愛されるパラリーガル。同僚の南に対して、周囲が怪訝な目を向けていても、湊人は彼女を特別視することなく、ひとりの弁護士として接してくれる。「こんなの、恋に落ちないほうが無理!」と言いたくなるほど完璧なキャラクターである。

 ちなみに、湊人は原作でカン・テオが演じたイ・ジュノにあたる役柄だ。原作ドラマを観ていたときもすっかりイ・ジュノの沼に落ちてしまったわたしとしては、第1話からときめきが止まらなかった。原作のジュノを再現したようなヘアスタイルに、陽だまりのような空気感。思わず、「そうそう、これこれ!」とテンションが上がったのは、わたしだけではないはず。

『南田南弁護士は天才肌』第1話

 とくにキュンとしたのが、南が苦手とするエスカレーターをめぐる場面(原作では回転扉だったものが、日本版ではエスカレーターに変更されている)。南がエスカレーターに乗るタイミングを掴めるように、「ズンチャッチャ」とリズムを取ってあげる。そこに、高橋の柔らかな声と微笑みが加わることで、胸キュン度がさらに倍増。「法廷ドラマのなかで、“淡キュン”まで楽しめるとは!」という感じだ。

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