伊原六花×佐藤大樹、『恋愛禁止』は「見返してみたくなるシーンがすごく多い作品」

伊原六花×佐藤大樹、『恋愛禁止』を語る

 7月3日より読売テレビ・日本テレビ系で放送がスタートした連続ドラマ『恋愛禁止』より、伊原六花と佐藤大樹のインタビューコメントが公開された。

 本作は、累計発行部数35万部を突破する長江俊和による“禁止シリーズ”の第6弾となる同名小説を原作に、長江自身が物語に完全オリジナル要素を加えて描く恋愛ホラーサスペンス。伊原が主演を務めるほか、佐藤、渡邊圭祐らが共演に名を連ねている。

 伊原は「恋愛における愛し方や表現の仕方、歪み方まで、本当にいろいろな形の愛が描かれています。サスペンスの要素とともに、人間の感情の機微を考察しながら楽しんでもらえると思います」と語り、作品の多層的な魅力に言及。

 一方、佐藤は「登場人物が全員途中から怪しく見えてくる展開や、実は裏で事件の糸を引いている人物がいるなど、最終話まで絶対に予想がつかない」とスリリングな展開をアピール。「途中で離脱できないぐらい引き込まれる世界観が今作の魅力」と自信をのぞかせた。

 視聴者へのメッセージとして、伊原は「もう1回見返したくなるシーンがすごく多い作品」と語り、何度でもTVerで視聴して楽しんでほしいと呼びかけた。佐藤も「伏線が多く張られていて、後半で回収されていく展開が多い」と語り、「“お気に入り登録”をして何度も観てほしい」とコメントを寄せた。

伊原六花(木村瑞帆役)×佐藤大樹(津坂慎也役)コメント

演じる役柄について

伊原:私が演じる木村瑞帆は、大きなものを抱えている女性です。高校時代に交際していた教師が別れてからストーカーになってしまって、東京まで追いかけて来たところを衝動的に殺してしまいます。以降、普段過ごしていても心の中にはずっとその出来事があって、ふとした仕草にも現れます。

佐藤:僕が演じる津坂慎也は、IT企業に勤める、とても真面目で優しい人間です。愛する人のためにすごく真っすぐで、ときには手料理を振舞ったりする一途な青年です。

ドラマの見どころ

伊原:恋愛における人の愛し方、その表現の仕方、歪み方まで本当にいろいろな形の愛があって、瑞帆はそれを受け止めたり、巻き込まれたりします。その中で繰り広げられる会話や、後に分かってくる真実など、飽きることのない展開が最後まで続いていくので、そこがすごく見どころで新しいなと思います。歪んではいるんですけど「分からなくもないな」っていう人物もいます。「行き過ぎると確かにこうなっちゃうよね」と共感していただけるような部分もありつつ、「誰が遺体を隠したのか、何のために?」というサスペンスの部分も並行して進んでいくので、考察しながら楽しんでもらえると思います。

佐藤:最終話まで絶対に予想がつかない展開が一番の見どころだと思います。登場人物が全員途中から怪しく見えてくる展開になっていたり、実は裏で事件の糸を引いている人物がいたり。途中で離脱できないぐらい引き込まれる世界観が今作の魅力だと思います。

お互いの印象は?

伊原:ご一緒した初日に劇中のとある場面に登場する写真を撮影したんですが、佐藤さんが「わー、すごいなあ!」って声を上げたんです。何かなと思ったら、「この写真って、つまり瑞帆と慎也がこういう関係になるってことですよね、すごいな〜!」って喜んでいて。もともと明るい人なんだろうなっていう印象はあったんですけど、本当に愛すべきキャラクターだな〜って(笑)。慎也は瑞帆の心の拠り所になったりもするんですけど、そこと佐藤さん本人のギャップみたいなところが印象的で、これから楽しくなりそうだなって思いました。

佐藤:伊原さんは明るくてパワフルで、すごい根性がある方なんだろうなと。実際にお会いしてみてもそう感じましたし、伊原さん演じる瑞帆が持つ芯の部分を体現するのにふさわしい方だなって思います。すごく楽しい現場になるのではないかと思います。

役作りにおいて意識していること

伊原:瑞帆が直面する出来事の多くは私自身が経験したことのないことばかりなんですが、たとえばストーカー被害とか、実際に経験のある方がいらっしゃるような出来事にまつわるシーンは、できるかぎり知識をインプットして臨むようにしています。あとは、佐藤さんとご一緒するなかで受け取る感覚を大事に表現していく方が良さそうだなと。キャスト、スタッフのみなさんはとても信頼できる方たちなので、演じる中で自然と湧き上がってくる感情を大事にしようと思っています。

佐藤:自分はわりと慎也に近い部分が多いなと思ったので、特に意識した役作りというものはなかったです。あえて言うなら、慎也は好きな人のためにすべてを尽くす性格なので、「周りの人を大切に」という気持ちを持って臨んでいます。

印象に残ったシーン、これから演じるのが楽しみなシーン

伊原:これまで撮影して印象に残ったのは、クランクインしてすぐに撮影した、1話冒頭のシーンです。まさにこのドラマの核となる事件のシーンですが、台本を読んだ時点から「これは大変なシーンになるだろうな」と思いました。実際に撮影は長丁場で大変ではあったんですけど、撮影チームのみなさんはテキパキとプロフェッショナルにやるべきことをやられていて。「大事なところをしっかり撮るぞ」という空気や頼もしさを感じて、頑張っていきたいなって思えました。これから楽しみなのは、同僚の女性と慎也の3人で飲むシーンです。3人の関係性を提示できる場面だと思うので、これからどうやって演じようかと楽しみにしています。

佐藤:渡邊圭祐さん演じる郷田肇と2人きりのシーンがいくつかあるんですが、そこはやはりお互いが瑞帆と接しているときとまた違った表情をするのではないか、と台本を読みながら思いました。その2人だから作ることができる空気感が、きっと現場でも生まれるだろうなと思っているので、台本以上のものを作っていきたいなと思います。いまから楽しみです。

視聴者へメッセージ

伊原:台本を読むときもページをめくる手が止まらない、そしてもう1回見返してみたくなるシーンがすごく多い作品なので、一度見てくださった方は、2話3話経ったあたりで「また1話を見てみたいな」とか、「あのシーンをもう一度確認したいな」と思っていただけると思います。ぜひTVerで、何回でも楽しんで見ていただけたらなと思います。

佐藤:本当にいろいろなところに伏線が張られていて、それが後半の話で回収されていくという展開が本当に多いドラマです。1回だけではなく何度も見て、この人物の言動とか、この行動が怪しいなと思ったら、そこをぜひ覚えておいてもらって、また話が進んだときにさかのぼって見るということもTVerでは可能なので、ぜひ試してみていただきたいなと思います。特に「お気に入り登録」の機能はとても便利なので、絶対にしてほしいなと思います!

『恋愛禁止』の画像

恋愛禁止

長江俊和による“禁止シリーズ”の第6弾となる同名小説を原作に、長江自身が物語に完全オリジナル要素を加えて描く恋愛ホラーサスペンス。衝動的な殺人の果てに待つものは一体何なのか。

■放送情報
『恋愛禁止』
読売テレビ・日本テレビ系にて、7月3日(木)スタート 毎週木曜23:59~24:54放送
出演:伊原六花、佐藤大樹(EXILE / FANTASTICS)、渡邊圭祐
原作:長江俊和 『恋愛禁止』 (角川ホラー文庫/KADOKAWA刊)
脚本:遠山絵梨香
監督:長江俊和、植田尚
チーフプロデューサー:前西和成(読売テレビ)
プロデューサー:廣田晃二(読売テレビ)、倉田知奈(MMJ)、村山太郎(MMJ)
協力プロデューサー:神通勉(MMJ)
制作協力:MMJ
制作著作:読売テレビ
©︎読売テレビ
公式サイト:https://www.ytv.co.jp/renaikinshi/
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