チョ・ジョンソクが公正な裁判を求めて戦う 『大統領暗殺裁判 16日間の真実』予告編公開

8月22日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほかで公開される『大統領暗殺裁判 16日間の真実』の日本版ポスタービジュアルと予告編が公開された。
軍事クーデターで政権を掌握し、独裁者と批判されるほど強大な権勢を振るった朴正煕(パク・チョンヒ)大統領。そんな彼が国のナンバー2とも噂された側近の中央情報部(KCIA)部長金載圭(キム・ジェギュ)によって、1979年10月26日に暗殺された。本作は、このセンセーショナルな事件の裁判と大統領暗殺からその後、12月12日に起こった軍事クーデターに巻き込まれた3人の男を一部フィクションを交えつつも、史実に基づき描いた裁判劇。監督は『王になった男』を手がけたチュ・チャンミンが務めた。
映画オリジナルのキャラクターであり、勝つためには手段を選ばない主人公の弁護士チョン・インフ役を、ドラマ『賢い医師生活』などのチョ・ジョンソクが演じ、そのチョン・インフが弁護する愚直な軍人パク・テジュ役を、映画『パラサイト 半地下の家族』などのイ・ソンギュンが務めた。本作は、2023年12月に亡くなったイ・ソンギュンの最期の作品でもある。
公開された日本版のポスターには、主人公の弁護士チョン・インフ(チョ・ジョンソク)、上官の命令により暗殺事件に巻き込まれた愚直な軍人パク・テジュ(イ・ソンギュン)、そして裁判を裏で操る合同捜査団長チョン・サンドゥ(ユ・ジェミョン)と、裁判によって命運をともにすることとなった3人の真剣な表情が捉えられている。そして「誰もが願った『幸せの国』。そこには助けなければならない人がいたー」という意味深なコピーが添えられている。
あわせて公開された予告編では、1979年大統領暗殺から軍事クーデターをつなぐ「大統領暗殺裁判」の様子が映し出されていく。この裁判は、開廷直後から次期独裁者を狙う合同捜査団長チョン・サンドゥからのメモが法廷に何度も届き、不正に操られた状態だった。この現状に怒りをあらわにし、公正な裁判を求めて戦う弁護士チョン・インフだったが、「どんなに必死に弁護しようと、大佐には死んでもらう」と圧力をかけられる。一方、「命令には従います」と命がかかっている裁判を前にしても、言い訳も命乞いをすることもなく、軍人としての矜持を貫くパク・テジュ。その姿勢に、チョン・インフはこの不器用な人を救いたい、「救われるべき」とより強く思うのだった。映像の終わりには、泣きそうな顔で微笑む弁護士チョン・インフに、「君は真の弁護士だ」と穏やかな表情で伝える軍人パク・テジュの姿が捉えられている。
なお6月27日より、本作のオリジナルステッカー付ムビチケカードと、ポスタープレゼントキャンペーンにも応募できる映画前売券付きブロマイドが上映劇場及びメイジャーの通販サイトで発売される。ブロマイドの絵柄はチョ・ジョンソク、イ・ソンギュン、ユ・ジェミョンの全9種ランダムとなっている。
■公開情報
『大統領暗殺裁判 16日間の真実』
8月22日(金)新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国公開
出演:チョ・ジョンソク、イ・ソンギュン、ユ・ジェミョン
監督・脚本:チュ・チャンミン
配給:ショウゲート
2024/韓国/124分/カラー/スコープ/5.1ch/字幕翻訳:福留友子
©2024 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & PAPAS FILM & OSCAR10STUDIO. A
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