『オク氏夫人伝』で百想芸術大賞新人賞を受賞 『広場』でも注目チュ・ヨンウのすべて

チュ・ヨンウが同作で演じたのは、都会から田舎に越してきた獣医のジユル。村のみんなに愛される警察官ジャヨン(パク・スヨン/Red Velvet ジョイ)と、ジャヨンの幼馴染サンヒョン(ペク・ソンチョル)と顔見知りになり、次第に三角関係になっていく。
『田舎街ダイアリーズ』Red Velvet ジョイ、チュ・ヨンウらによる穏やかなラブコメ
緑が広がる田園風景と時の流れがゆっくりと流れるヒドン里が舞台となる『田舎街ダイアリーズ』がNetflixで配信開始した。1話40…3人の恋愛も見どころではあるが、もう一つの見どころは、作品に流れるゆったりとした雰囲気とは対照的に動き続けるジユルの感情だ。同じく獣医の祖父に騙されて、祖父の病院で働くことになった彼は、もともと田舎に対する思い入れはない。しかしその村で生きていくうちに、人との関わりや自然の恵みなど、都会では感じることができなかった“人間らしさ”を学ぶことになるのだ。ジャヨンと関わるうちに、こわばっていた顔がほぐれていくのもよくわかる。
そんな様々な作品に出演してきた彼だが、最新作『広場』では俳優としてのイメージの幅をさらに広げることになるだろう。同作は犯罪組織を去った主人公が、謎の死を遂げた弟の事件の真相を掴むために再び組織に舞い戻る姿を追った物語。チュ・ヨンウは、組織のトップを父親に持ちながら、検事として生きるクムソンを演じる。

時代劇や医療もの、恋愛や青春ものなど、様々なジャンルにチャレンジしてきた彼が初めて挑むノワール作品。公開されている写真では、前髪を上げた凛々しい表情を見せており、いつものまっすぐな眼差しや豊かな表情は、本作ではどのように映るのか期待が高まる。
いわゆる憑依型ではなく、自分らしさも残しながら、わずかな表情の動きでキャラクターの心情を繊細に表現するチュ・ヨンウ。6月末にはドラマ『ギョヌと仙女(原題)』の放送も控えている彼にとって、間違いなく2025年は一段階大きく変化する年となる。一体どこまで上り詰めるのか、その成長が楽しみでならない。
■配信情報
『広場』
Netflixにて、6月6日(金)より独占配信
出演:ソ・ジソブ、イ・ジュニョク、ホ・ジュノ、コンミョン、チュ・ヨンウ、アン・ギルガン、イ・ボムス、チョ・ハンチョル
制作:チェ・ソンウン、ユ・キソン






















