『名探偵コナン 隻眼の残像』興行収入100億円突破 King Gnuによる主題歌との特別動画も

『名探偵コナン 隻眼の残像』興収100億円突破

 4月18日より公開中の劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像(せきがんのフラッシュバック)』が、5月6日までの公開19日間で観客動員数726万人を超え、興行収入104億円を突破した。

 原作者・青山剛昌によるコミックスが107巻を超え、全世界累計発行部数は2.7億部を突破、TVアニメシリーズも放送1,100回を超える『名探偵コナン』。劇場版27作目となる『名探偵コナン 隻眼の残像』は、2023年に公開された『名探偵コナン 黒鉄の魚影』、2024年公開の『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』に続き、3作品連続100億円突破の快挙を達成した。公開から19日間での100億円突破は、22日間で達成した前作より3日早い記録となっている。

 本作の大ヒット公開を記念して、King Gnuによる主題歌「TWILIGHT!!!」にのせて新カットと見どころシーンを使用した「主題歌スペシャルムービー」が公開された。

劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像』×King Gnu「TWILIGHT!!!」スペシャルムービー

 公開された映像は、車中での大和敢助と上原由衣によるシリアスなシーンからスタート。その後、King Gnuが歌う主題歌「TWILIGHT!!!」が流れると「果てない果てない果てないで 如何なる運命だろうが 明けない明けない夜はないわ」という歌詞にリンクするようにシーンが紡がれていき、映像の後半では行方不明だった期間に離れ離れになってしまった過去をもつ敢助と由衣、死に別れてしまった小五郎とワニ、そして高明など、「もう一度会いたい」と願う、各々の切なさが伝わってくるシーンが描かれる。本編ではエンドロール直前に流れる、空に向かって呟く小五郎のシーンなど、原作者の青山が手がけたカットもふんだんに使用されている。

 また、原作者の青山から100億円突破を記念したお祝いのイラストも到着。イラストには、今回のメインキャラクターである毛利小五郎が、警視庁時代の元同僚である“ワニ”に想いを馳せている様子が描かれている。

 さらに、5月30日から『劇場版コナン』シリーズ初となる、SCREENX、ULTRA 4DXでの上映と、全上映劇場にて2026年に公開される次回作にまつわる後付け映像の追加が決定した。SCREENXでは、正面のスクリーンに加えて両側面にも映像が投影され、270度の視界すべてで映画を鑑賞することができる。ULTRA 4DXは、体感型アトラクションシアターの4DXとSCREENXが融合した上映システムで、ダイナミックな映画体験を楽しむことができる。後付け映像に関しては、現在流れている後付け映像に加えて流れ、劇場版第29弾となる次回作にまつわる映像となっている。SCREENX、ULTRA 4DXほか、通常版、ラージフォーマット上映含むすべての上映が対象となる。

「SCREENX」 イメージ画像

■公開情報
劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像(せきがんのフラッシュバック)』
全国東宝系にて上映中
キャスト:高山みなみ(江戸川コナン)、山崎和佳奈(毛利蘭)、小山力也(毛利小五郎)、林原めぐみ(灰原哀)、高田裕司(大和敢助)、速水奨(諸伏高明)、小清水亜美(上原由衣)、岸野幸正(黒田兵衛)、草尾毅(安室透)、飛田展男(風見裕也)、鮫谷浩二(平田広明)
原作:青山剛昌『名探偵コナン』(小学館『週刊少年サンデー』連載中)
監督:重原克也
脚本:櫻井武晴
音楽:菅野祐悟
アニメーション制作:トムス・エンタテインメント
製作:小学館/読売テレビ/日本テレビ/ShoPro/東宝/トムス・エンタテインメント
配給:東宝
©2025 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
公式サイト:https://www.conan-movie.jp

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