中島歩、のぶのお見合い相手・若松次郎役で『あんぱん』出演 神野三鈴は次郎の母役に

中島歩&神野三鈴、『あんぱん』出演決定

 NHK連続テレビ小説『あんぱん』に中島歩と神野三鈴が出演することが発表された。

 朝ドラ第112作目となる本作は、『アンパンマン』を生み出したやなせたかしと小松暢の夫婦をモデルとした勇気の物語。実在の人物である2人をモデルとするが、登場人物名や団体名などは一部改称して、フィクションとして描かれる。

 実在の人物である小松暢をモデルとした朝田のぶを今田美桜、のぶの夫・柳井嵩を北村匠海がそれぞれ演じる。脚本は、NHK連続テレビ小説『花子とアン』、NHK大河ドラマ『西郷どん』などを手がけた中園ミホが担当する。

 中島が演じるのは、のぶ(今田美桜)にとって初めてのお見合い相手・若松次郎。商船学校を卒業し、一等機関士として働いている。父親は結太郎(加瀬亮)の知人で、機関長。次郎本人も結太郎と船上で会ったことがある。

 神野が演じるのは、次郎の母・節子。のぶの存在を知り、朝田家に次郎とのお見合い話をもってくる。

コメント

中島歩(若松次郎役)

11年ぶりの“朝ドラ”はやっぱり特別で、難しくて、なんか青春っぽかったです。
そしてこんなにのめり込んで仕事ができた自分自身に驚いています。
そんな機会にまた出会えたことはとても幸運です。
お楽しみにー。

神野三鈴(若松節子役)

私の母は生前「アンパンマンは目の前に困っている人がいたら自分の顔を齧かじらせてあげるの。一番すてきなヒーローね」とよく話していました。
日常の中やニュースを見ては母の言葉に思いを馳はせることが多くなり、そんなときに中園ミホさんの脚本でやなせさんご夫婦のお話が朝ドラに!自分が物語の細胞のひとつになれるなんて。あんまりうれしくて思わず踊ってしまいました。
すばらしい役者さんたちの中に途中参加する不安も、柳川監督が衣装合わせから名演出でほぐしてくださり、(土佐ことば指導の)西村雄正さんが役者ならではの指導で土佐弁に血を通わせてくださいました。
朝田家の皆さんの包容力の大きさ、さりげない優しさに助けられて。
スタッフの皆さんがこの作品を愛していて、今田美桜さんの明るさと情熱を真ん中に穏やかな熱気が満ちている現場にいられる幸せ。
私は家族にあの戦争を経験した人がいる世代。語ってくれたこと、つないでくれた命の意味を申し送りできたら。
早く皆さんに中島歩さん演じる自慢の息子、次郎に出会っていただきたいです。

■放送情報
2025年度前期 NHK連続テレビ小説『あんぱん』
NHK総合にて、毎週月曜から金曜8:00〜8:15放送/毎週月曜〜金曜12:45〜13:00再放送
BSプレミアムにて、毎週月曜から金曜7:30〜7:45放送/毎週土曜8:15〜9:30再放送
BS4Kにて、毎週月曜から金曜7:30〜7:45放送/毎週土曜10:15~11:30再放送
出演:今田美桜、北村匠海、加瀬亮、江口のりこ、河合優実、原菜乃華、細田佳央太、高橋文哉、中沢元紀、大森元貴、二宮和也、戸田菜穂、浅田美代子、吉田鋼太郎、竹野内豊、妻夫木聡、阿部サダヲ、松嶋菜々子
音楽:井筒昭雄
主題歌:RADWIMPS「賜物」
語り:林田理沙アナウンサー
制作統括:倉崎憲
プロデューサー:中村周祐、舩田遼介、川口俊介
演出:柳川強、橋爪紳一朗、野口雄大、佐原裕貴、尾崎達哉
写真提供=NHK

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