トム・クルーズが潜水スタントに挑む 『M:I/ファイナル・レコニング』特別映像公開

5月23日に日米同時公開される『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』より、トム・クルーズが潜水スタントに挑む特別映像が公開された。
本作は、2023年公開の『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』に続く、『ミッション:インポッシブル』シリーズ第8弾となる最新作。前作に続きクリストファー・マッカリーが監督を務める。
キャストには、スパイ組織IMFに所属する主人公イーサン・ハント役のクルーズをはじめ、ベンジー・ダン役のサイモン・ペッグ、ルーサー・スティッケル役のヴィング・レイムスらお馴染みのメンバーが再集結。また、前作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』より新たに参加したグレース役のヘイリー・アトウェル、パリス役のポム・クレメンティエフ、ガブリエル役のイーサイ・モラレスも続投する。
公開されたのは、来日も決定しているクルーズが人間離れの潜水スタントに挑む極限の撮影現場をとらえた特別映像。
『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』では地球上で最も高いビルであるブルジュ・ハリファに登り、前作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』ではバイクに乗りながら断崖絶壁からダイブするなど、これまで幾度となく命懸けの危険なスタントに挑戦してきたクルーズ。常人では想像しただけでも足がすくむようなスタントに挑む際でも笑みを絶やさず、あくまで撮影を楽しみながら臨んでいた彼であっても、今回の撮影ばかりは笑顔を封印。かつてないほど強張った面持ちをみせる彼の表情からは、本スタントがいかに危険で本作にとって重要なシーケンスであるかが窺える。
それもそのはず、撮影現場では「何かあればすぐ知らせて。ケガ人が出るくらいなら、撮影全体を止める」という注意喚起が行われるほど、極限の緊張感が漂っていたようだ。クルーズが本映像で身に着けている特別設計のマスクとウェットスーツは、長時間使用してしまうと低酸素症を引き起こしてしまうため10分間しか着用ができないという制約がつけられ、危険と隣り合わせのスタント撮影を安全に実行するための代物。撮影当時のことをクルーズは「自分の二酸化炭素を吸い込んでいた。それが体内に蓄積されて筋肉に影響を与えるから、それを克服しながら演技に集中する必要があったんだ」とコメント監督のクリストファー・マッカリーも「とても困難で恐ろしく、本当に肉体的にきつかった」と、今回挑んだスタントが一歩間違えたら命を落としかねない極限の状態であったと振り返っている。
さらに、クルーズが海パン1枚で潜水する姿を捉えたメイキング写真も公開。ちゃっかり映り込むマッカリー監督とともに収められた本スチールは、笑顔を一切封印した特別映像とは打って変わって、明るく照らされたクルーズの顔にも笑みがうかがえる。
■公開情報
『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』
5月23日(金)全国ロードショー
出演:トム・クルーズ、ヘイリー・アトウェル、ヴィング・レイムス、サイモン・ペッグ、ヴァネッサ・カービー、イーサイ・モラレス、ポム・クレメンティエフ、マリエラ・ガリガ、ヘンリー・ツェニー、ホルト・マッキャラニー、ジャネット・マクティア、ニック・オファーマン、ハンナ・ワディンガム、アンジェラ・バセット、シェー・ウィガム、グレッグ・ターザン・デイヴィス、チャールズ・パーネル、フレデリック・シュミット
監督:クリストファー・マッカリー
配給:東和ピクチャーズ
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