橋本愛、松居大悟監督『リライト』でキーパーソン役に 池田エライザと対峙する本予告も

池田エライザが主演を務める映画『リライト』の公開日が6月13日に決定し、あわせて本予告と本ビジュアルが公開された。
本作は、法条遥による同名小説を、『ちょっと思い出しただけ』や『くれなずめ』などを手がけた松居大悟監督と『サマータイムマシン・ブルース』などの脚本を手がけた上田誠が初タッグを組み実写映画化する“タイムリープ×青春ミステリ”。“タイムリープ”作品として知られる『時をかける少女』へのオマージュを込めて、オール尾道ロケを行い、瑞々しい高校時代の青春と、謎をちりばめたミステリを織り交ぜた。
高校3年生の夏、美雪の前にある小説に憧れて300年後からタイムリープしてきた保彦が現れる。時間を重ね、恋に落ちた美雪は、保彦から渡された薬を使って10年後の自分に会いにいくことに。そこで、未来の自分から「あなたが書く小説」と1冊の本を見せられる。それは、未来で保彦が出会う小説だった。「2人の夏の物語を書き上げる」ことを誓った美雪は、未来へと帰る保彦を見送る。10年後、小説家になり故郷・尾道に帰省した美雪は、1冊の小説を手に10年前の自分を待っていた。しかし、いくら待っても来なかった……。
主人公・美雪を演じるのは、Netflixシリーズ『地面師たち』や日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』(TBS系)の池田。そして、300年後の未来からやってきた転校生・保彦を阿達慶が演じる。
本予告は、小説家・美雪(池田エライザ)の姿から始まる。高校時代に300年後からやってきた未来人・保彦(阿達慶)と出会い、彼とのひと夏の物語を書き上げ、彼との出来事は“自分だけのもの”だったと信じる美雪。しかし時間は巻き戻り、あの夏。同級生たちの前に次々とタイムリープを繰り返す保彦。「保彦との特別な思い出があるのは1人だけじゃない」と衝撃の事実が明かされる。さらに美雪の同級生で物語のキーパーソンとなる友恵役で橋本愛の出演も明らかに。「残念だけど、保彦はあなただけのものじゃない」とミステリアスに告げるシーンが描かれ、クラスメイト全員を巻き込んだ壮大な“史上最悪のパラドックス”が幕を開ける。
また、主題歌アーティストが新進気鋭のラッパー・Rin音に決定。本作のために書き下ろした新曲「scenario」が本予告で披露されている。
コメント
橋本愛(雨宮友恵役)

松居さんと久しぶりにご一緒できると聞いたときは、心躍りました。毒気に満ち溢れた物語が、松居さんの優しさでなんとも爽やかで柔和な読後感に変貌したように思います。
私が演じた友恵の膨れ上がった執念が、みんなの人生に蔓のように絡んでいくのが、苦しくも楽しかったです。
普遍的な学園青春ものかと思いきや。みんなの人生をかけた裏切りを、ぜひ楽しんでくださいませ。
Rin音(主題歌アーティスト)

まず素敵な作品に主題歌として関われたことがこの上なく嬉しかったです。
作中の尾道の風景はとても美しく、どこか学生時代に見た景色とも重なるようでした。
特に作詞に関しては、自分を『リライト』の世界観にそのまま投影して書き進めていきました。「小説のページを捲るように」「1行1行文字を追っていくように」を意識して曲を作り上げているので、是非とも劇場で映画とともに主題歌も聴いていただきたいです。

■公開情報
『リライト』
6月13日(金)公開
出演:池田エライザ、阿達慶、久保田紗友、倉悠貴、前田旺志郎、山谷花純、大関れいか、森田想、福永朱梨、篠原篤、前田旺志郎、長田庄平(チョコレートプラネット)、マキタスポーツ、尾美としのり、石田ひかり、橋本愛
監督:松居大悟
脚本:上田誠 (ヨーロッパ企画)
原作:法条遥 『リライト』(ハヤカワ文庫)
主題歌:Rin音「scenario」
製作・配給:バンダイナムコフィルムワークス
©2025『リライト』製作委員会
公式サイト:https://rewrite-movie.jp/
公式X(旧Twitter):@Rewrite_movie
公式Instagram:@rewrite_movie