『おむすび』出演で大注目! 桧山ありす、橋本環奈との共演で得た芝居の難しさと楽しさ

現在放送中の朝ドラことNHK連続テレビ小説『おむすび』。主人公・結(橋本環奈)は管理栄養士となり、大阪新淀川記念病院の栄養科で働き始めた。結がさまざまな患者と出会う「医療もの」ドラマとなった本作において、「あの子は一体誰?」と視聴者の注目の的となっているのが、第19週の主役とも言える曽根麻利絵役の桧山ありすだ。
初のテレビドラマ出演であり、憧れの朝ドラの現場にどうやって臨んだのか。『おむすび』出演を機にこれからの飛躍が期待される桧山の素顔に迫った。【インタビューの最後には、サイン入りチェキプレゼント企画あり】
幼い頃からの憧れだった朝ドラ

ーー朝ドラ出演はひとつの目標だったそうですが、出演が決まった際の気持ちから教えてください。
桧山ありす(以下、桧山):信じられないぐらい本当にうれしかったです。電話で連絡をいただいたのですが、少し落ち着いた後もまだ信じられませんでした。母とは電話を録音しておけばよかったねって話していました(笑)。
ーー桧山さんにとって朝ドラはずっと身近な存在だったのですか?
桧山:朝ドラを観る家庭で育ったので、当たり前のようにある存在であり、いつか出演したいとずっと思っていました。特に『あまちゃん』(2013年度前期)、『マッサン』(2014年度後期)が大好きで、毎朝楽しみにしていたのを覚えています。
ーー幼少期から観ていた朝ドラ、しかもそれがテレビドラマデビュー作品というのはすごいですね。
桧山:どんなお仕事も「頑張ろう!」という気持ちに変わりはないのですが、『おむすび』は視聴者として観ていた作品だったので、より一層「いままで以上に頑張らないといけない!」という思いが大きかったです。

ーー視聴者として観ていた立場から出演する立場に変わると、『おむすび』の見方も大きく変わりそうですね。
桧山:はい。視聴者としては、「面白いな」という感想を持っていただけだったんです。そこから、本当にたくさんの方が関わっていること、その皆さんの多大な努力があって出来上がっているということを実感しました。当たり前のように観ていた朝ドラですが、毎日放送があることは本当にすごいことなんだと改めて実感しました。

ーーそんな憧れだった朝ドラの撮影現場はいかがでしたか?
桧山:最初は自分でも信じられないぐらい緊張していました。でも、キャスト、スタッフの皆さんが本当に優しくて温かい方ばかりで。少しずつ緊張がほぐれて、なんとか撮影に臨むことができました。

ーー朝ドラ常連のベテラン俳優の方々、そして何よりも主演の橋本環奈さんとの共演シーンが多いですよね。
桧山:(橋本)環奈さんのことはもともと大好きでした。まさか共演できるとは思わなかったので、本当にうれしかったです。私が言わなくても皆さんご存知だと思うのですが(笑)、実際にお会いすると映像よりもさらに透明感があって綺麗なんです。緊張してアワアワしている私にも、環奈さんから話しかけてくださって、それにもまた驚いて(笑)。今思い返しても本当にうれしかったです。