『おむすび』“翔也”佐野勇斗に新たな目標? 結が加わったNSTの手厚いサポートに驚嘆

『おむすび』“翔也”佐野勇斗に新たな目標?

 『おむすび』(NHK総合)第18週はNST(栄養サポートチーム)に加わった結(橋本環奈)の奮闘を描く。第89話で、結は小児科に入院する晴斗(髙田幸季)のために特別メニューを考えた。

 NSTと聞いて、要蔵(内場勝則)が吉本興業の養成所(NSC:吉本総合芸能学院)と勘違いしたのも無理はない。NSTは多職種によるチーム診療で、対象の患者一人ひとりに、実施計画にもとづいてカンファレンスと回診を行う。2010年の診療報酬改定で導入され、制度としては比較的新しいものになる。

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 NSTが担当する晴斗は小学生で、ネフローゼ症候群を患っている。ネフローゼ症候群は腎臓疾患の一つで、原因不明の一次性ネフローゼ症候群は、潰瘍性大腸炎と同じく国指定の難病でもある。病気が再発して再入院した晴斗は、減塩したメニューをほとんど食べなかった。それどころか、ろくに口をきこうとしない。晴斗が病院食を食べないのは嘘をつかれたから。前回入院時に病気が治ると言われたのに再発した。食べても意味がないと思っているのだった。

 結が晴斗と話せたきっかけはサッカー。花(宮崎莉里沙)との会話から晴斗の所属チームが強豪で、晴斗がジュニアの得点王になったことを知った。心を開いた晴斗に結は食べたいものをたずねる。晴斗の答えはカレーだった。しかし、栄養科長の塚本(濱田マリ)は首を横に振る。これまでもカレーを出したが手をつけなかったのだ。

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