『機動戦士ガンダム』初のハリウッド実写映画版、全世界公開決定 制作はレジェンダリー

ハリウッド実写映画『GUNDAM』全世界公開へ

 『機動戦士ガンダム』シリーズのハリウッド実写映画版『GUNDAM(仮称)』(以下、『GUNDAM』)について、株式会社バンダイナムコフィルムワークスとLEGENDARYが2025年1月に共同投資契約を締結した。

 1979年に放送を開始したアニメ『機動戦士ガンダム』は、ロボットを「モビルスーツ」という“兵器”として扱った人間ドラマ。それまでのロボットアニメの潮流であった単純な勧善懲悪では語れない「リアルロボットアニメ」というジャンルを確立し、一大ブームを巻き起こした。 現在までTVアニメーションシリーズ25作品、劇場上映34作品、OVA27作品を含め多数の作品が製作されている。

 原作者・富野由悠季により生み出された『機動戦士ガンダム』は、アニメのみならず、玩具、プラモデル、ゲームや関連商品なども幅広く展開され、現在では年間1,400億円を超える売上を誇る。実写映画化されるのは本作が初となる。

 制作は、ゴジラやキングコングが登場する「モンスター・ヴァース」シリーズなどのレジェンダリー・ピクチャーズが手がけ、監督・脚本は『スイート・トゥース:鹿の角を持つ少年』のジム・ミックルが務める。

 なお本作は全世界で劇場公開予定。詳細は追って明かされる。

 また、『GUNDAM』の製作に向け、北米法人であるBandai Namco Filmworks America, LLCが4月1日に設立される。本法人は、バンダイナムコグループの北米地域統括会社であるBandai Namco Holdings USA Inc.の100%子会社となり、株式会社バンダイナムコフィルムワークスのコントロールのもと、今後の海外におけるライセンス事業の拡大およびガンダムシリーズのブランド価値拡大に向けて、活動していくという。

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